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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
授業科目名 生物資源学A
せいぶつしげんがく えー
Bioresources A
授業テーマ 海洋生物資源を知る
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-BIOS1112-002
開放科目 開放科目    
  他学部の学生の受講可
海洋生物と海の環境に関心がある学生の受講を歓迎します
分野 環境・科学, 教育・公共, 社会・経済
分類・領域

教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 未定

担当教員 〇松田浩一,岡辺拓巳,山本康介(生物資源学研究科)

〇MATSUDA, Hirokazu, OKABE, Takumi, YMAMAMOTO, Kosuke

実務経験のある教員 松田:三重県水産研究所で水産生物の種苗生産や増養殖に関する実務的業務に従事していた経験を活かし,実務的な視点を取り入れた指導を行う。
岡辺:気象に関する民間企業での実務経験や教育研究機関でのスマート水産業に係る研究に従事していた経験を活かし、実務的な視点を取り入れた指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 授業科目「生物資源学A」において「海洋生物資源を知る」をテーマとして行う授業。生物資源学部では、「山の頂から海の底まで」広大なフィールドを教育・研究の対象として教育・研究活動を展開しており、この授業では海の生物資源を取り巻いている現状について、「生物の視点」・「環境の視点」・「利用の視点」の3つの異なる視点から講義する。講義では、論文やインターネットで配信されている最新の情報等を積極的に活用し、大学生・社会人として知っておくべき現状やその背景にある事象を分かりやすく説明する。
学修の目的 近年は、顕在化している地球環境の温暖化や海流の流路変動によって海の環境も急激に変化している。学生が、海洋にすむ生物だけでなく、人間にも影響があるこのような変化の実態を理解し、その対策を主体的に考えていけるようになることを目的とする。
学修の到達目標 海洋生物資源を取り巻く現状を理解し、自ら対応策について考えることができるように知識を得るとともに、得た知識を他の人に説明できることができるようになることを目的とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%。ただし出席率3分の2に満たないものは不可とする
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 令和6年度に初めて開講した授業であり、履修生の反応やアンケート結果に基づいて授業の内容や進め方を改善する。
教科書 講義時に適宜資料配付の予定
教科書は使用しない
参考書
オフィスアワー 毎週木曜日12:00~13:00、場所 水産実験所(要予約)。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 水産学総論,増殖生態学(生物資源学部・海洋生物資源学コース・2年次必修科目)、水産情報利用学(生物資源学部・海洋生物資源学コース・3年次選択科目)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 海 海洋生物 環境 持続性 新技術  ブルーカーボン 海洋教育
Key Word(s) Ocean, Marine organisms, Environments, Sustainability, New technologies, Blue carbon, Marine education
学修内容 海洋生物を取り巻く状況に関して、生物の視点、環境の視点、利用の視点の3つの異なる視点から、3名の教員によってオムニバス方式で講義を行う。
第1回 ガイダンス~開講にあたっての注意事項説明と全体的な概要~
第2回 海洋生物を取り巻く状況~生物の視点1(藻場)~
第3回 海洋生物を取り巻く状況~生物の視点2(魚類)~
第4回 海洋生物を取り巻く状況~生物の視点3(甲殻類)~
第5回 海洋生物を取り巻く状況~生物の視点4(その他の生物)~
第6回 海洋生物を取り巻く状況~環境の視点1(海の成り立ち:地球規模で概観する海の誕生から現在までの変遷)~
第7回 海洋生物を取り巻く状況~環境の視点2(波と流れ1:潮汐と潮流に見る海水の運動と環境変化)~
第8回 海洋生物を取り巻く状況~環境の視点3(波と流れ2:風波,荒天時の沿岸域の環境変化)~
第9回 海洋生物を取り巻く状況~環境の視点4(土砂動態と沿岸域の環境)~
第10回 海洋生物を取り巻く状況~環境の視点5(陸から海に至る栄養塩と生物の関係)~
第11回 海洋生物を取り巻く状況~利用の視点1(大型藻類1)~
第12回 海洋生物を取り巻く状況~利用の視点2(大型藻類2)~
第13回 海洋生物を取り巻く状況~利用の視点3(海洋教育1)~
第14回 海洋生物を取り巻く状況~利用の視点4(海洋教育2)~
第15回 海洋生物を取り巻く状況~利用の視点5(海洋教育3)~
期末試験
事前・事後学修の内容 事前学習の内容:授業で取り上げる内容に関連する最新の話題や情報をインターネットでの検索や図書で調べておく。
事後学習の内容:授業であった説明を振り返り、簡単な資料を作成する。期末試験の前には、その資料を参考として授業の内容を再度振り返り、学修を深化させる。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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