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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
医学部医学科・入試科目物理選択者、他
授業科目名 入門生物学
にゅうもんせいぶつがく
Introductory Biology
授業テーマ 医療系の生物学基礎
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-BIOL1213-001
開放科目 非開放科目    
分野 健康・医療・福祉
分類・領域

教養基盤科目・基礎教育 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 加藤 信哉(アイソトープ実験施設)

KATO, Shinya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 医療系に必要な生物学の基礎知識の習得を目的とする。この科目を履修することによって、解剖学、生理学、免疫学、微生物学、生化学、分子病態学などを学びやすい環境を整える。
学修の目的 生体内で行われている化学反応を理解するために、生化学の基礎を学ぶ。感染症の理解を促すために、微生物の特性とそれに対する生体防御機構を学ぶ。生体の微妙な調整を行うために、ホルモンなど信号伝達を学ぶ。脳科学を理解するために、脳と神経の基礎を学ぶ。死亡原因の上位を占める癌の理解のために、発癌のメカニズムの基礎を学ぶ。遺伝情報の流れを理解するために、遺伝学の基礎を学ぶ。
学修の到達目標 1. アミノ酸の構造式と分類、タンパク質の一次構造〜四次構造までの区別を理解し、説明できる。
2. 酵素反応と基質特異性の特徴を理解し、説明できる。
3. 遺伝情報の流れを理解し、説明できる。
4. 細胞内小器官の区別と働きを理解し、説明できる。
5. 糖代謝、脂肪酸代謝に関与する回路を理解し、説明できる。
6. ホルモンなどの生体内信号伝達の流れを理解し、説明できる。
7. 脂質の種類と合成について理解し、説明できる。
8. 感染症を引き起こす微生物の種類と特性を理解し、説明できる。また感染症から体を守る免疫の種類と特徴を理解し、説明できる。
9. 筋肉の動きを行う細胞の働きや細胞増殖と分裂を理解し、説明できる。幹細胞の特徴を説明できる。
10. ニューロンと電気信号の流れを理解し、説明できる。
11. 発癌の原因と転移のメカニズムを理解し、説明できる。
12. メンデルの遺伝の法則について理解し、説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 成績評価は、授業への積極的な取り組み(課題プリント)、試験で行う。
授業への積極的な取り組み(課題プリント) 60%、試験 40%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 授業の目標とポイントを明確にし、課題プリントによって知識の定着を図る。課題プリントには「質問・感想」欄をもうけ、それをもとに講義を改善する。またコメントを記して返却する。
教科書 「医薬系のための生物学(丸山 敬・松岡 耕二、裳華房)」
参考書
オフィスアワー 事前にメールか電話(教員室 059-231-6355)で連絡ください。
kato-shinya@med.mie-u.ac.jp
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目
発展科目 解剖学、生理学など専門課程の基礎医学科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生化学
Key Word(s) Biochemistry
学修内容 講義:
第1回 生命とタンパク質
第2回 酵素と酵素阻害薬
第3回 DNAと放射線障害
第4回 RNAと細胞の構造
第5回 生体膜と細胞小器官
第6回 シグナル伝達、ホルモン
第7回 糖質代謝と糖尿病
第8回 脂質
第9回 ウイルス・細菌・植物
第10回 細胞運動・細胞分裂・幹細胞
第11回 免疫
第12回 がん
第13回 脳と神経
第14回 薬物と臓器、遺伝の法則(復習)
第15回 総括

テスト:
ほぼ毎回の講義の後に出席確認を兼ねた課題プリントを行う。
試験期間に期末テストを行う。
事前・事後学修の内容 事前学修
Moodleにあげている講義スライドに目を通しておいてください。

事後学修
Moodleにあげている講義スライド、教科書を読んで復習してください。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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