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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学部・幼児教育に関する専門科目(A類)
科目名 児童福祉
じどうふくし
Child Welfare
受講対象学生 A 類

学部(学士課程) : 2年次, 3年次
74-75 期生
幼児教育コース
卒業要件の種別 必修
保育士資格の必修科目
授業科目名 子ども家庭福祉
こどもかていふくし
Child Family Welfare
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-pres-SOCI2041-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

この授業は奇数年度の隔年開講です。従って,2023年度は開講いたします。

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 未定(教育学部校舎1号館)

担当教員 吉田 明弘(非常勤講師)

YOSHIDA AKIHIRO

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 児童問題の発生および展開について歴史的経緯を通じて明らかにし、児童福祉六法を中心として展開されている現在の子ども家庭福祉制度について概説する。子ども家庭福祉を考える上で重要な視点は、現在(いま)を生きる子どもの“リアル”な生活世界を尊重することと同時に、子どもの「平和的生存権」をいかに保障するかにある。子どもの“側”に立った真の子ども家庭福祉のあり方を考察したい。
学修の目的 ・子ども家庭福祉の現状および制度に関して、その課題を考察できる。
・子ども家庭福祉の歴史的展開をもとに、望ましい児童福祉政策について構想できる。
・子ども家庭福祉の実践方法にかんして理解し、ソーシャルアクションへとつながる態度を身につける。
学修の到達目標 ・子ども家庭福祉の原理について、自分の言葉で説明できる。
・社会の構造的矛盾と関連づけて、子ども家庭福祉の必要性を分析できる。
・児童福祉の制度的課題を体系的に説明し、その解決策を具体的に論じることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験、6割以上を正答していること。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 吉田明弘編著『子ども家庭福祉論―子どもの平和的生存権を礎として―』八千代出版
参考書 吉田明弘『社会福祉の見方・考え方』八千代出版
オフィスアワー 返信は翌日以降になりますが、メールにて対応します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本国憲法,社会福祉
発展科目 社会的養護,社会的養護内容
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 子どもの最善の利益
Key Word(s) The Best interests of the Child 
学修内容 第1回目 子ども家庭福祉の理念
第2回目 近代社会の誕生と児童保護政策
第3回目 児童の権利に関する条約の成立と子どもの市民的権利
第4回目 諸外国における子ども家庭福祉の史的発展
第5回目 わが国おける子ども家庭福祉の史的発展
第6回目 児童福祉法制定の経緯
第7回目 児童福祉政策の動向と展開
第8回目 児童福祉法改正とサービス利用方式の変更
第9回目 児童福祉の行政機関
第10回目 子ども家庭福祉に関連する法律
第11回目 子ども家庭福祉の財政
第12回目 子ども家庭福祉のサービス
第13回目 現代家族と保育
第14回目 子ども家庭福祉とソーシャルワーク
第15回目 まとめ
事前・事後学修の内容 ・新聞やテレビ・ラジオなどを通して社会的養護に関連する話題を収集し、現実に生起している課題を明らかにしておく。
・授業で紹介した文献などを積極的に講読し、授業内容について理解を深める。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

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