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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
2019~2022年度入学生用の講義です。2023年度入学生は後期木曜3, 4時限の講義を受講してください。2018年度以前入学生はこの科目と同じ時間に開講される常微分方程式及び演習を受講してください。
選択・必修 必修
授業科目名 常微分方程式(2019~2022年度入学生用)
じょうびぶんほうていしき
Ordinary Differential Equations
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ELEC-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部教室

担当教員 駒田 諭(工学部電気電子工学科)

KOMADA, Satoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 力学におけるニュートンの運動方程式,電磁気学におけるマックスウェルの方程式等,物理学や工学の基本法則はほとんど微分方程式により表される.ここでは,基本的な常微分方程式の解法を学習する.
学修の目的 基本的な常微分方程式の解法を学習し,電気電子工学の専門科目の勉学に必要な基礎知識を養うことを目的とする.
学修の到達目標 ① 1階微分方程式の一般解を求めることができる.
② 定数係数線形微分方程式の一般解を求めることができる.
③ ベキ級数法を用いて微分方程式の一般解を求めることができる.

★学習・教育目標:「多面的思考能力」、「基礎・専門知識」に関する能力を向上させる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 多面的な思考能力と素養:日本や世界各国の種々の時代や地域には、多様な考え方が存在していることを学び、様々な立場から互いの意見を尊重して相互に理解できる。【認知的領域】
 技術者倫理:電気電子工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【情意的領域】
○基礎知識と専門知識:数学、自然科学、情報技術、並びに電気電子工学に関する基礎及び専門知識を修得し、それらの知識を応用できる。【認知的領域】
 デザイン能力・ものづくり能力:電気電子工学の基礎と専門知識を基にして、関連した情報の収集を図り、課題を解決する手法を提案でき、それに基づいて「ものづくり」を行える。【技能表現領域】
 コミュニケーション能力:実験した内容や考察した内容、調査した内容を図、表等を利用して文書により表現し、他人に説明できる能力、討論を行える。専門とする分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる。【技能表現領域】
 自主的継続的学習能力:電気電子工学に関連する種々の分野に関心を持ち、未知な分野が広がっていることを感じて、自主的、継続的な学習が必要であることを認識できる。【情意的領域】
 制約下での仕事の推進・統括:電気電子工学分野の基礎に関する与えられた課題または自ら設定した課題について、計画的に物事を進め、期限までにまとめて報告書を提出できる。【認知的領域】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
学習・教育目標との関連(達成度点検シートの重み):多面的思考能力(0.3)、基礎・専門知識(0.7)
成績評価方法と基準 以下の割合で配点を行い,全体の55%程度以上を合格とする.
中間テスト    : 約50%
定期試験     : 約50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業は,授業計画中の教科書のページ数に沿って行う.理解を助け,自然と実力が身に付くように,講義中に演習を行い,受講者に解答を板書させたり,宿題を課したりする.講義内容を整理し,緊張感を持たせるために,中間試験を実施している.試験にはB5用紙1枚を持ち込み可としているが,発展科目を受講の際にこの講義のまとめを持参し,発展科目を理解する助けとして用いることを願っている.
教科書 微分方程式(基礎解析学コース)(矢野健太郎・石原繁共著,裳華房)
参考書 キーポイント微分方程式(佐野理著,岩波書店)
やさしく学べる微分方程式(石村園子,共立出版)
オフィスアワー 毎週火曜 13:00-15:00、場所:電気電子棟2階 1204室
時間が空いていれば,他の時間にも対応します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 基礎微分積分学Ⅰ
発展科目 フーリエ解析と偏微分方程式,電気回路論I・II,電磁気学I・II,量子力学I,制御工学I・II
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 常微分方程式,一般解
Key Word(s) Ordinary differential equations, general solution
学修内容 第1回 第1章 微分方程式
第2回 第2章 1階微分方程式
    §1. 変数分離形微分方程式
    §2. 変数分離形に帰着できる微分方程式
第3回  §3. 線形微分方程式
第4回  §4. 完全微分方程式
第5回  §5. その他の微分方程式 §6. 応用
第6回 第2章のまとめと演習
第7回 中間試験(B5サイズの自筆用紙1枚持ち込み可)
第8回 第3章 線形微分方程式
    §1. 線形微分方程式 §2. 微分演算子
第9回  §3. 定数係数線形同次微分方程式
第10回  §5. 定数係数線形微分方程式
第11回  §6. 連立微分方程式
第12回 第4章 級数による解法
    §1. 1階微分方程式
第13回  §2. 2階微分方程式
第14回  §2. 2階微分方程式,確定特異点
第15回 第3章と第4章のまとめと演習
第16回 定期試験(B5サイズの自筆用紙1枚持ち込み可)
事前・事後学修の内容 教科書
第1回pp.1-7
第2回pp.8-12
第3回pp.13-15
第4回pp.16-21
第5回pp.22-28
第6回pp.29-31
第8回pp.32-36
第9回pp.37-42
第10回pp.51-56
第11回pp.57-62
第12回pp.65-68
第13回pp.69-70
第14回pp.70-73

宿題を適宜課す。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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