三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学研究科(博士前期課程)共通科目
領域
研究科共通
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 知的財産権出願特論
ちてきざいさんけんしゅつがんとくろん
Application of Intellectual Property
単位数 1 単位
ナンバリングコード
engr-comn-INFO5151
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
対面授業予定から講義形態を「オンデマンド配信」に変更しました. 9月4日(月) に,講義資料および動画をMoodleにUPする予定です.
授業形態

オンデマンド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 狩野 幹人(みえの未来図共創機構),八神 寿徳(みえの未来図共創機構)

KANOU Mikihito, YAGAMI Hisanori

実務経験のある教員 狩野 幹人,八神 寿徳

SDGsの目標
連絡事項 感染症などの状況によっては,オンデマンド授業に変更する可能性があります.
⇒オンデマンド授業となります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 プロパテント(知的財産,特に特許重視)を経て,プロイノベーション(イノベーション重視)の時代となった.イノベーション(価値形成)においては,ビジネスモデルと知的財産戦略・マネジメント,その相互的な作用・効果が不可欠となる.知的財産においては,その創出,保護・強化,活用が基本要素であり,それらをサイクルとして継続することが重要となる.イノベーションの推進や我が国の産業競争力の復活・向上のためには,将来,企業や大学で研究・開発を担う人達が,知的財産についての知識を有していることが望まれる.
そこで,イノベーションにおける知的財産戦略・マネジメント,知的財産権(特に特許)について平易に解説し,その基礎的知識を習得する.また,その活用についても説明し,知的財産戦略・マネジメントにおける発明・特許の有効活用を理解する.さらに,それら戦略・マネジメント,研究・開発において重要となる特許情報の利用方法について,演習を通して取得する.そして,これらの知識に基づき,特許取得のための特許明細書の書き方を習得する.
学修の目的 1.知的財産権や営業秘密の概要を理解した上で,研究・開発に関する
   1)特許情報の収集と利用ができるようになること
   2)特許取得のための特許明細書を書くことができるようになること
  を目的とする.
2.知的財産管理技能検定・弁理士試験等の国家試験に向けた基礎的知識を身につけること
  を目的とする.
学修の到達目標 知的財産権や営業秘密の概要を理解するとともに,活用方法,特許情報の収集・利用方法,特許取得方法(特に,特許明細書の書き方)を習得する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 1.講義内で出席を取ります.(出席票を提出してもらいます.)
2.7割以上出席した者を成績評価の対象とします.
3.その上で,講義終了後の指定期間内にレポートを提出してもらいます.
4.成績評価は,出席とレポートをあわせて総合的におこない,60点以上を合格とします.
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特に指定しません.スライドのレジュメを配布します.
参考書 とくに指定しませんが,
1.事業戦略と知的財産マネージメント(特許庁発行)
2.産業財産権標準テキスト-総合編-(特許庁発行)
3.産業財産権標準テキスト-特許編-(特許庁発行)
4.書いてみよう明細書,出してみよう特許出願(特許庁発行)
などが挙げられます.
オフィスアワー 適宜,メール等にて対応する.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 英語対応授業である。
国際プログラムにも対応している.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 知的財産権, 発明,特許,新規性,進歩性,営業秘密,特許情報,特許出願書類
Key Word(s) Intellectual property, Invention, Patent, Novelty, Inventive step, Trade secret, Patent information, Patent application documents
学修内容 第1回
1.イノベーションにおけるビジネスモデルと知的財産戦略・マネジメント
2.知的財産戦略・マネジメント
3.知的財産権の概要
4.発明・特許と営業秘密(特許になる発明,特許権,特許と営業秘密の活用等)

第2回
5.特許情報の検索(特許情報プラットフォームにアクセスし,パソコンにより演習)
6.特許出願および特許明細書
7.特許明細書の書き方

以上の授業内容を2日間の集中講義によっておこないます.具体的なスケジュールについては,掲示などにて連絡します.
事前・事後学修の内容 ○知的財産の基礎を予習しておくこと.
○授業で事前に配布またはMoodleに掲載された資料がある場合には授業前に読んでおくこと.
○授業で学習した内容を復習しておくこと.
○特許情報などの検索に関しては,授業時間内のみでは時間が不十分であるため,授業時間外で検索や文献内容の確認などをおこなうこと.
事前学修の時間:350分/回    事後学修の時間:400分/回

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