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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 中国古典文学作品論演習
ちゅうごくこてんぶんがくさくひんろんえんしゅう
Seminar in the Theory of Works of Chinese Classical Literature
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-CLTR4
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 湯浅陽子(人文学部文化学科)

YUASA,Yoko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 梁・昭明太子撰『文選』所収の作品を読み進めつつ、中国古典学の基礎知識について学びかつ検討するなかで、中国の古典詩文に対する理解を深める。授業では、胡克家刻本『文選』を底本とし、返り点などのない白文を使用して、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求める。
*漢和辞典必携。十分に予習をした上で出席すること。
学修の目的 中国の古典詩文についての理解を深め、古典的な注釈のスタイルに慣れる。
学修の到達目標 古典籍を読むための基本的な技法を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 日常の授業での担当70%、レポートの提出30%、計100%。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講者が中国の古典籍を読むための基本的な技法を身につけ、関連する知識を得ることができるよう、文献調査の方法等の指導を増やす。
教科書 Moodleを使用して資料を配布する。
参考書 必要に応じて授業中に紹介する。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00 場所:教養教育4号館4階 湯浅研究室
事前にメールで連絡してください。メールでの相談は随時受け付けます。
受講要件
予め履修が望ましい科目 中国古典文学作品論特講
発展科目 中国古典文学演習 中国古典文学特講
その他 中国語を学習したことがない人も受講可能です。
その場合は、中国語による音読は求めず、白文の訓読と日本語現代語訳を求めます。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15987
キーワード 『文選』 
Key Word(s) "Wenxuan"  
学修内容 梁・昭明太子撰『文選』所収の作品を、胡克家刻本の唐・李善注『文選』を底本として読み進め、その特色について検討する。併せて関連する事柄について解説する。

① ガイダンス・三国(220~280)魏武帝(曹操)・魏文帝(曹丕)の文学について
② 【作品講読1】魏文帝(曹丕)「燕歌行」
③ 【作品講読2】魏文帝(曹丕)「善哉行」
④ 曹植の文学について
⑤ 【作品講読3】曹子建(曹植)「箜篌引」
⑥ 【作品講読4】曹子建(曹植)「美女篇」(前半)
⑦ 【作品講読5】曹子建(曹植)「美女篇」(後半)
⑧ 【作品講読6】曹子建(曹植)「白馬篇」(前半)
⑨ 【作品講読7】曹子建(曹植)「白馬篇」(後半)
⑩ 【作品講読8】曹子建(曹植)「名都篇」(前半)
⑪ 【作品講読9】曹子建(曹植)「名都篇」(後半)
⑫ 西晋(265~316)の文学について
⑬ 【作品講読10】石季倫(石崇)「王明君詞」(前半)
⑭ 【作品講読11】石季倫(石崇)「王明君詞」(後半)
⑮ レポート発表会・全体のまとめ
事前・事後学修の内容 授業では白文テクストを使用し、現代中国語による音読、ならびに訓読、日本語訳を求めるので、必ず十分に予習した上で出席すること。漢和辞典必携。
また、授業の後には、内容を整理し、興味のある事柄については、参考書などによりさらに理解を深めることが望ましい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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