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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・地球環境システム学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(環境情報コース)
授業科目名 設計製図学演習Ⅱ
せっけいせいずがくえんしゅう2
Exercise Ⅱ of Design and Drawing
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3242-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8時限
隔週開講
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部230教室

担当教員 陳山 鵬(共生環境学科)

JINYAMA HO

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「本講義では、環境共生型の工業・農業における機械システムを設計する時に必要とされる機械要素設計の知識に関して、「JISにもとづく機械設計製図便覧」(機械要素設計の内容)というを教材を学修して機械要素設計の基礎知識を身につけ、実際の応用能力を高めることを目指します。
本講義に使用される教材「JISにもとづく機械設計製図便覧」は、設計・製図を一体とした「実用的ハンドブック」の求めに応じて1955年に初版発行されて以来、全国の機械設計技術者から高く評価されてきました。
なお,この授業は「設計製図学Ⅱ」と連携して進められます。

(DP,CPとの関連)「感じる力」,「考える力」,「コミュニケーション力」,「生きる力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(2),(3),(4),(5)の修得を目指す。
学修の目的 機械を構成する最小の機能単位は機械機素ともいい、どんなに複雑な機械装置でも、単純な機械要素を組み合わせて構成されます。本講義では、機械システムの基本要素(機械要素)設計の基礎知識を身につけ、実際の問題を解決できる能力を高めることを目的とします。
学修の到達目標 機械要素設計法の学習を通じて、低環境負荷や環境改善のための機械・装置システムを設計・開発するときに必要とされる機械要素の基礎知識を身につけ、実際の問題を解決できる能力を高めます。そのために、以下の学修到達目標を設定します。

(知識)
1)伝動用機械要素(歯車,ローラチェーンおよびVベルト)の設計ができる.2)緩衝および制動用機械要素(バネおよびブレーキ)の設計ができます。

(態度)
講義の内容が分からないときに積極的に担当教員・TAに尋ね、講義中に質問されたときに、真剣に思考したうえ真面目に答えます。また、無断欠席や遅刻がなく、課題レポートを遅れなく提出します。

(技能)
宿題レポートの作成および模範解答の理解を通じて、機械要素設計の知識を活かした実際問題を解決する能力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
環境情報システム学プログラム(環境情報システム工学講座)の学習・教育目標の(I-1),(I-2)に対応している。
成績評価方法と基準 課題レポート(80%),就学態度(20%)。但し,前記の各評価項目が全て6割以上の成績であること、出席回数が2/3以上であることは合格の必須条件とします.

(知識)
機械要素設計に関する基礎知識の修得度について、課題レポート(80%)を通じて評価します。

(態度・技能)
講義の内容が分からないときに積極的に担当教員・TAに尋ね、講義中に質問されたときに、真剣に思考したうえ真面目に答え、無断欠席や欠席がなく、課題レポートを真面目に作成して遅れなく提出するという就学態度(20%)を評価します。また、事後学習で課された課題に対する解答のレポート内容で実際問題を解決する能力を評価します。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 受講生の理解度合をレポートやアンケートにより把握し,毎回の講義内容を勘案します.演習問題を詳しく解説する模範解答を配布します.
教科書 JISにもとづく機械設計製図便覧(大西 清ら著,理工学社)
参考書 精説機械製図(和田稲苗ら著,実教出版株式会社)
オフィスアワー 月曜日,10:00時~12:00時 428教室,また,他の時間は授業時に随時知らせます。
受講要件 設計製図学Ⅰ、設計製図学演習Ⅰを履修済みであること。同時期に開講される設計製図学Ⅱを必ず受講すること。
予め履修が望ましい科目 機械力学,材料力学
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16358
キーワード 設計法,伝動用機械要素,緩衝および制動用機械要素,強度設計
Key Word(s) Design method, mechanical elements for transmission, mechanical elements for damping and braking, strength design
学修内容 1.機械システム設計法の概要,伝動用機械要素の設計法
2.伝動用機械要素(歯車の強度)
3.伝動用機械要素(転位歯車)
4.伝動用機械要素(歯車各部寸法の計算)
5.伝動用機械要素(ローラーチェーンの機構設計法)
6.伝動用機械要素(ローラーチェーンの強度設計法)
7.伝動用機械要素(Vベルト伝動の原理と選定法)
8.伝動用機械要素(Vベルト伝動の設計法)
9.伝動用機械要素(細幅ベルト伝動)
10.伝動用機械要素(歯付きベルト伝動)
11.緩衝用機械要素(圧縮と引張りコイルばねの設計法)
12.緩衝用機械要素(ねじりコイルばねの設計法)
13.制動用機械要素(ブレーキの種類と材料)
14.制動用機械要素(ブレーキの力学解析)
15.機構の自由度(対偶、運動連鎖)
16.総復習、まとめ
事前・事後学修の内容 1.予習・復習:教科書11.1節(1~7)、課題:歯車の基本計算(1)
2.予習・復習:教科書11.1節(1~7),課題:歯車の基本計算(2)
3.予習・復習:教科書11.1節(8~14),課題:歯車の基本設計(3)
4.予習・復習:教科書11.1節(8~14),課題:歯車の基本設計(4)
5.予習・復習:教科書11.3節,課題:ローラチェンの設計(1)
6.予習・復習:教科書11.3節,課題:ローラチェンの設計(2)
7.予習・復習:教科書11.4節,課題:Vベルトの設計(1)
8.予習・復習:教科書11.4節(1),課題:Vベルトの設計(2)
9.予習・復習:教科書11.4節(2,3),課題:歯付きVベルトの設計(1)
10.予習・復習:教科書11.4節(2,3),課題:歯付きVベルトの設計(2)
11.予習・復習:教科書12.1節,課題:コイルばねの設計(1)
12.予習・復習:教科書12.1節,課題:コイルばねの設計(2)
13.予習・復習:教科書12.3節,課題:ブレーキの設計(1)
14.予習・復習:教科書12.3節,課題:ブレーキの設計(2)
15.予習・復習:補足資料、課題;授業時に指定
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:100分/回

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