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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 麻酔科
ますいか
Anesthesiology
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-ANES-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学 病棟3階 麻酔科医局
桑名市総合医療センター、県立総合医療センター、三重中央医療センター、松阪中央総合病院、伊勢赤十字病院

担当教員 賀来隆治、松﨑孝、横地歩、坂倉庸介、小野大輔、坂本正、生川未菜、玉利裕佳

Kaku R, Matsusaki T, Ayumu Y, Sakakura Y, Ono D, Sakamoto T, Narukawa M, Tamari Y

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 周術期や疼痛時の心身の状況を緩和・制御するために、各疾患の病態生理と麻酔薬や鎮痛・鎮静薬の生体に及ぼす影響について理解し、安全で質の高い周術期管理と鎮痛法を習得する。
学修の目的 麻酔科学の基本は、周術期における患者の痛みからの解放と生命の維持・管理であり、ここで習得した知識・技術を患者管理の基本として広く応用できるようにする。
周術期の全身管理学の実際を学ぶ。
周術期のさまざまなリスクを察知して適切に対応することを学ぶ。
周術期患者管理チームにおける麻酔科医の役割を理解する。
学修の到達目標 ・気道確保について説明できる。
・麻酔導入法を説明できる。
・静脈ルート確保の方法を説明できる。
・脊椎麻酔、硬膜外麻酔の特徴と基本手技を説明できる。
・呼吸機能検査・心電図・胸部レントゲン・動脈血酸素飽和度の評価ができる。
・気道の状態の評価および挿管困難症の対処法を説明できる。
・一般的な術前合併症(高血圧・糖尿病・喘息)の対処法を説明できる。
・術中の異常(血圧低下・出血・アナフィラキシー・低酸素血症)の対処法を説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
○「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 論述試験(レポート提出)と能力態度により総合評価
授業の方法 講義 実習 実技

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書
参考書 痛みの考えかた. 丸山一男. 南江堂
人工呼吸の考えかた. 丸山一男. 南江堂
周術期輸液の考えかた. 丸山一男. 南江堂酸塩基
平衡の考えかた. 丸山一男. 南江堂
麻酔科 スーパーホスピタル. 丸山一男編. 中山書店
麻酔科学. RONALD D. MILLER
麻酔科必須テクニック. 羊土社
麻酔の研修ハンドブック. 金芳堂
麻酔科学ベーシック. 稲田英一訳. メディカル・サイエンス・インターナショナル
麻酔への知的アプローチ. 日本維持新報社
オフィスアワー 月曜〜金曜日 9:00〜17:00
病棟3階 麻酔科医局 
事務補佐員を通じて連絡
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 麻酔科学,周術期学,集中治療,痛みの治療
Key Word(s) Anesthesiology, Perioperative Medicine, Intensive Care Medicine,
Pain Medicine
学修内容 診療参加型臨床実習
【月曜日】
9:00〜12:00 手術見学
【火曜〜木曜日】
県立総合医療センター, 三重中央医療センター, 松阪中央総合病院, 伊勢赤十字病院の指定の集合時間・場所
【金曜日】
11:00〜13:00 ペインクリニック見学, レポート作成,総括
事前・事後学修の内容 事前学習:参考図書を読んでおく。
事後学習:実習で経験した症例についてアウトカムや課題を整理し、参考図書や文献に基づいた復習により問題解決レベルの知識を定着させる。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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