三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 言語科学演習E
げんごかがくえんしゅういー
Seminar in Language Science E
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 齋藤 広明

SAITO, Hiroaki

SDGsの目標
連絡事項 Moodleコースやメールアドレスは新年度になってから公開されます。受講希望者は初回授業に出席してください。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・人間が生得的に持っているとされる言語知識・能力について、主に統語(文構造・句構造)の観点から観察する。
・英語や日本語などの自然言語を比較することで、言語の統語的特徴とその制約について理解する。
・「仮説設定・検証・仮説の修正」という自然言語を科学的に研究する方法を体験し、理解する。
学修の目的 ・自然言語の基本的な文構造と句構造について、その普遍性と多様性を理解する。
・統語論における基本的な概念について理解する。
学修の到達目標 ・自然言語の基本的な文構造と句構造について、その共通点と相違点を適切な専門用語を用いながら説明することができる。
・未知の言語データに対し、基本的な統語構造を説明することができる。
・自然言語を科学的に研究する方法について、自分自身の例を用いながら説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 問題演習30%, グループ発表30%, 期末プロジェクト(グループワーク形式)40% (合計60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫 ・グループ学習を取り入れ、受講者の主体的な授業への参加と学習を促す。
・受講者が匿名でも授業内容・運営に関する質問や意見を投稿できるフォームを常設し、受講者の授業内容への理解を明確するとともに、受講者の意見を即時的に授業内容に反映する。
教科書 Carnie, Andrew. 2021. Syntax: A Generative Introduction (4th ed.), Wiley-Blackwell.
参考書 教科書以外の資料は授業内で配布する。
オフィスアワー 開講時に指定。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 言語科学・英語学関係科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 理論言語学、統語論、言語の普遍性と多様性、文構造、句構造
Key Word(s) theoretical linguistics, syntax, cross-linguistic universals and variations, sentence structure, phrase structure
学修内容 第1回: 導入
第2回: Generative Grammar
第3回: Parts of Speech
第4回: Constituency and Trees
第5回: Constituency and Trees
第6回: Structural Relations
第7回: 問題演習
第8回: Binding Theory
第9回: X-bar Theory
第10回: Extending X-bar Theory to Functional Categories
第11回: 問題演習
第12回: Theta Theory, Thera Grids and Functional Categories
第13回: 問題演習
第14回: 期末プロジェクト発表
第15回: 期末プロジェクト発表
事前・事後学修の内容 事前学習:テキストの指定箇所を読む。
事後学習:授業内容を復習し、指定された問題演習に取り組む。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University