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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・英語 | |
科目名 | 英語学 | |
えいごがく | ||
English Linguistics | ||
受講対象学生 |
教育学部 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 72-75 期生 ・この授業科目の標準履修学年は1年次(後期) ・AIIの学生(中学校英語一種免許取得希望者)が3年次開講の英語学関係科目を受講するには、この授業科目をすでに履修しているか履修中でなければなりません。 |
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卒業要件の種別 | 選択 |
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授業科目名 | 英語音声学演習 | |
えいごおんせいがくえんしゅう | ||
Seminar in English Phonetics | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | edu-engl-LING1003-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 教育学部校舎 1号館 | |
担当教員 | 服部範子 | |
HATTORI, Noriko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 母音や子音といった分節音レベルおよび強勢やイントネーション、リズムといった超分節音レベルでの英語音声の特徴について理解を深めるとともに、音声分析ソフトウエアを用いた実習を行い、音声の「見える化」を取り入れた学習方法を学ぶ。 |
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学修の目的 | 音声言語としての英語の特徴について理論および実践の両面から理解を深める。聴覚印象(耳で聞いた印象)を客観的に分析する手段の一つとして、ソフトウエア(Praat)を用いた音響音声学的分析の基礎を身につける。 |
学修の到達目標 | 1.英語の母音と子音に関して、調音の仕組みを英語初学者にわかりやすく説明できる。 2.日英語の音声比較の観点から、発音に対する意識・気づきが受講前より高まる。 3.聴覚印象を補う基本的な音響音声学的分析ができるようになる。 4.音声学の理論に裏打ちされて英語の発音・リスニングについて自信がもてるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 定期試験40%、課題レポート20%、発音確認テスト20%、授業参加度20%、計100%(合計60%以上で合格) |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 服部範子 (2012) 『入門英語音声学』研究社出版。 |
参考書 | " 竹林滋・清水あつ子・斎藤弘子 (2013) 『初級英語音声学』大修館書店。 北原真冬・田嶋圭一・大崎善治 (2017) 『音声学を学ぶ人のためのPraat入門』ひつじ書房。 Peter Ladefoged and Keith Johnson (2015) A Course in Phonetics. 7th edition. Cengage. John Wells (2006) English Intonation. Cambridge University Press." |
オフィスアワー | |
受講要件 | 「英語学概論」を履修済であること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 英語科専門科目 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 音声学、母音、子音、強勢、イントネーション、リズム |
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Key Word(s) | phonetics, vowels, consonants, stress, intonation, rhythm |
学修内容 | 第1回:導入-「かな」より小さい音の単位、分節音 (segment) について 第2回:発声の仕組み:発音するときに使う調音器官について 第3回:子音の分類と記述:3つの視点からの分類と記述方法(IPA)について 第4回:日本語にはない英語の子音連続(子音群)について 第5回:つづりに反映されない、いろいろな音、異音について 第6回:英語の母音と英語母語話者の音声知覚について 第7回:イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いについて 第8回:音節の定義と音節主音的子音について 第9回:音素表記と音声表記について 第10回:英語の機能語における強形と弱形について 第11回:英語の情報構造とイントネーションの核について 第12回:有標/無標の焦点について 第13回:言語リズムの類型論について 第14回:英語のリズム学習方法について 第15回:言語のリズムと音楽のリズムの接点について 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 次回までの予習範囲については毎回授業時に指示します。また、音声分析ソフトウエアの基本的な使用方法を理解したあとは、音声分析作業がレポートの形で課されます。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |