三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部資格科目
受講対象学生 2011年度以前入学生用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 学校図書館メディアの構成
がっこうとしょかんめでぃあのこうせい
Organization of School Library Media
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2300-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期前半

開講時間 水曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 田中 聖子(非常勤講師)

TANAKA, Seiko

実務経験のある教員 公立小学校で18年間勤務、うち、8年間司書教諭として学校図書館の管理、運営、学校図書館活用教育に従事した。その後、10年間、教育行政において、学校図書館や公共図書館への指導助言、支援業務に従事した。学校図書館経営に関する具体的な実践事例や課題などを提示しながら講義する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 社会の急激な変化を受け、教育の転換期にある今、学校図書館が果たす役割はますます重要となる。学校図書館がもつ機能を活用し、子ども達の学びを豊かにするためには、適正な学校図書館のコレクション構築が必要である。授業では、学校図書館メディアについて、コレクション構築と組織化の基本的な知識と技術を演習を交えながら学習する。
学修の目的 学校教育における学校図書館の果たす役割を理解し、学校図書館の理念、教育的意義、学校図書館経営のあり方など、学校図書館全般について基本的事項の理解を深める。
学修の到達目標 ①学校図書館メディアの教育的意義と役割を説明できる。
②各種メディアの種類と特性を理解し、説明できる。
③学校図書館メディアのコレクション構築のためのプロセスを理解し、説明できる。
④学校図書館メディアの組織化の意義と作業プロセスを理解し、説明できる。"
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 演習課題及び各回授業後の小レポート50% 期末試験50% 計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 使用せず、適宜教材資料等を配付する。
参考書 ①公益財団法人全国学校図書館協議会「探究 学校図書館学」編集委員会 編著
「探究 学校図書館学 第2巻 学校図書館メディアの構成」
公益財団法人全国学校図書館協議会 2020
②もりきよし原著 日本図書館協会分類委員会改訂「日本十進分類法 新訂10版」日本図書館協会 2014
③目録委員会編「日本目録規則1987版改訂3版」日本図書館協会 2006
④日本図書館協会目録委員会編「日本目録規則2018年版」日本図書館協会 2018
⑤日本図書館協会件名標目委員会編「基本件名標目表 第4版」日本図書館協会 1999
購入する必要はない。特に、②~⑤は高額であるため、授業での学習に合わせ、公立図書館や大学図書館で参照するとよい。④については、日本図書館協会のサイトで閲覧可。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学校図書館メディア、メディアの特性、メディアの組織化 
Key Word(s) School Library Media,Characteristics of Media, Organization of Media
学修内容 第1回  学校図書館メディアの教育的意義と役割
第2回  学校図書館メディアの種類と特性
第3回  特別な教育的ニーズに応える学校図書館メディア
第4回  学校図書館のコレクション構築の基本的な考え方とプロセス
第5回  学校図書館メディアの選択・収集
第6回  学校図書館におけるファイル資料の整備
第7回  学校図書館コレクションの評価及び更新・廃棄 
第8回 学校図書館メディアの組織化の意義とプロセス
第9回  学校図書館メディアの組織化:目録法(1) 目録の意義と種類
第10回 学校図書館メディアの組織化:目録法(2) 目録規則と目録作業
第11回 学校図書館メディアの組織化:目録法(3) コンピュータ目録
第12回 学校図書館メディアの組織化:主題索引法(1) 主題索引法の意義と分類法
第13回 学校図書館メディアの組織化:主題索引法(2) 分類作業
第14回 学校図書館メディアの組織化:主題索引法(3) 件名標目法
第15回 学校図書館メディアの利用と今後
事前・事後学修の内容 授業で適宜配付する参考資料を読み、疑問点や考察したことを整理しておく。
授業内で紹介する参考図書や演習課題について、図書館で実際に調べ、考察を行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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