三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2017年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ヨーロッパ・地中海の倫理思想A
よーろっぱ・ちちゅうかいのりんりしそうえー
European Ethics A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 三輪 秦之

MIWA, Yasuyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 西洋の倫理思想について学ぶ。それと同時に、西洋の倫理思想のその思考法について学ぶ。西洋の倫理思想が思想の歴史として展開されるものであるとしても、それはある主題についての問題と解答の流れ、つまり一つの主題に対する問いと答えの連続とも言うことができる。そうして捉えられる西洋思想について、その思想史およびその根底にある思考法について理解する。
学修の目的 西洋の倫理思想の内容と思考法について理解することを目的とする。
学修の到達目標 西洋の倫理思想の内容と思考法について学んだ人が、自身の考えについて表明することができるようになること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業毎の出席および小レポート(40%)と、期末レポート(60%)で評価。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 適宜プリントを配布する。
参考書 授業中に指示する。
オフィスアワー 水曜日12時〜13時
事前に連絡をとること
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 倫理、善、幸福、自由
Key Word(s) Ethics, Good, Happiness, Freedom
学修内容 ヨーロッパの倫理思想について、近世を区切りにひとまず近世までを理解する。その際、そのつどの主題や問題を取り上げながらその思考法を辿っていくが、内容および時代区分としてはおおむね以下のようになる。

第1回: 導入:講義の概要
第2回: ①古代の倫理学(古代ギリシャとヘレニズム)
第3回: 古代ギリシャ
第4回: ヘレニズム
第5回: ②中世の倫理学(教父哲学とスコラ)
第6回: 教父哲学
第7回: スコラ
第8回: ③近世の倫理学(ルネサンスと宗教改革)
第9回: ルネサンス
第10回: 宗教改革
第11回: ④近世の倫理学(経験論と合理論からカントへ)
第12回: 経験論と合理論
第13回: カント
第14回: 総括
第15回: レポートの書き方

なお、特定のテーマを取り上げたり、また受講生の関心や理解度などによって授業を考慮するため、必ずしもこの通りに進むとは限らない。
事前・事後学修の内容 授業で配布したプリントに目を通し、予習、復習を行うこと。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University