三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 全学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修(農業コース)
選択推奨科目(グローカルコース)
授業科目名 園芸学
えんげいがく
Horticultural Science
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2131-004
開放科目 開放科目    
  他学科の学生の受講可, 他講座の学生の受講可
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 名田 和義(生物資源学部)

NADA, Kazuyoshi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 主要園芸植物における成長・花芽形成・結実などの諸特性を講述する。三重の特産野菜や果樹の紹介を行います。この講義は生物資源学部のディプロマポリシーである科学的で論理的な思考を修得することを目指します。
学修の目的 主要な果樹・野菜の成長特性や基本的栽培技術に関する知識を得るための講義です。この講義を受講する学生は、農作物、特に園芸作物の効率的な生産方法の成立を、植物生理学的な観点から考察することを目的としています。
学修の到達目標 主要園芸植物の栽培や成長の理論的背景を理解する能力を身につけることができます。そのために以下の学習到達目標を設定します。
(知識)
園芸作物の効率的な生産方法についての基礎的な知識を習得し、各作物の具体的な栽培方法の共通点と特異点を抽出することができるようになる。
(態度)
各園芸作物の特性や栽培方法について、自ら興味を持って調べまとめることができるようになる。
(技能)
ムードルに挙げている資料をもとに、各園芸作物のファイルを効率よくまとめることができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 筆記試験80%、小テスト10%、課題レポート10%
(知識)
園芸学に関する基礎知識の修得について毎回行われる小テストを通じて評価します(10%)
また、知識の定着度について期末テストの筆記試験で評価します(80%)
(態度)
レポート課題の継続的な取り組みによって評価します。
(技能)
レポート課題の内容になって評価します(10%)。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 Moodleに各園芸作物のフォルダを作成、関連資料を蓄積させ、それらを参考にレポートを作成する。
教科書 図説園芸学(朝倉書店)、荻原勲 編著、ISBN4-254-41027-1
参考書
オフィスアワー メール(nada@bio.の後にmie-u.ac.jp)で随時対応
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 生理学
発展科目 園芸植物生理学
その他

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 園芸学とは
授業時間内の学修内容 本講義の概要説明
キーワード(Key Word(s)) 野菜、果樹、花卉、利用
事前学修の内容 教科書指定の「図説園芸学:第1章 園芸と園芸生産の特徴」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「図説園芸学:第1章 園芸と園芸生産の特徴」を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 食品としての園芸作物
授業時間内の学修内容 野菜の産地と栄養成分、収穫後鮮度保持技術
キーワード(Key Word(s)) 食品の三機能、収穫後生理、鮮度保持
事前学修の内容 「図説園芸学:第5章 ポストハーベストテクノロジー」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「図説園芸学:第5章 ポストハーベストテクノロジー」を再度熟読し、講義内容を確認
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 野菜の作型
授業時間内の学修内容 野菜の作型の種類と特徴
キーワード(Key Word(s)) 品種選択型、環境調節型、単純型
事前学修の内容 「図説園芸学:第6章 野菜の基本的な形態と生理生態的特性」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「図説園芸学:第6章 野菜の基本的な形態と生理生態的特性」を再度熟読し、講義内容を確認
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 野菜の生殖成長機能と作型1
授業時間内の学修内容 花芽分化を抑制する技術
キーワード(Key Word(s)) 春化、光周性、葉菜類、品種選択型
事前学修の内容 「図説園芸学:第6章 野菜の基本的な形態と生理生態的特性」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 アブラナ科野菜の作型の特徴をムードル掲載の資料集を参考にまとめる
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 野菜の生殖成長機能と作型2
授業時間内の学修内容 花芽分化を安定させる技術
キーワード(Key Word(s)) 施設栽培、果菜類、環境調節型
事前学修の内容 「図説園芸学:第6章 野菜の基本的な形態と生理生態的特性、第4章 施設栽培」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ナス科野菜の作型の特徴をムードル掲載の資料集を参考にまとめる
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 野菜の栄養成長機能と作型1
授業時間内の学修内容 栽植密度と整枝法による葉面積調節
キーワード(Key Word(s)) 整枝法、栽植密度
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 野菜の栄養成長機能と作型2
授業時間内の学修内容 連作障害
キーワード(Key Word(s)) 土壌伝染性病害、転作、客土、養液栽培
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 果樹の分類
授業時間内の学修内容 学術的分類と人為的分類
キーワード(Key Word(s)) 核果類、仁果類、常緑果樹、落葉果樹
事前学修の内容 「図説園芸学:第1章 園芸と園芸生産の特徴」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「図説園芸学:第10章 果樹/仁果類、つる性果樹の特性 第11章  果樹/核果類、堅果果類の特性」を確認
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 果樹の栽培を左右する年間成長サイクル
授業時間内の学修内容 ライフサイクル、年間成長サイクル
キーワード(Key Word(s)) 発芽、新梢成長、花芽分化、開花、果実発育、果実成熟、休眠
事前学修の内容 「図説園芸学:第9章 果樹の基本的な形態と生理生態特性」を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 「図説園芸学:第9章 果樹の基本的な形態と生理生態特性」を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 果樹の成育生理に関わる植物ホルモン
授業時間内の学修内容 果樹栽培に及ぼす植物ホルモンの影響
キーワード(Key Word(s)) オーキシン、ジベレリン、サイトカイニン、エチレン
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 果樹の新梢成長と休眠
授業時間内の学修内容 常緑果樹と落葉果樹の年間成長サイクルの比較
キーワード(Key Word(s)) オーキシン、サイトカイニン、アブシシン酸、ジベレリン
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 果樹の花芽分化と開花
授業時間内の学修内容 結果習性
キーワード(Key Word(s)) 純正花芽、混合花芽、頂生花芽、側生花芽
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 果樹の花芽形成と植物ホルモン
授業時間内の学修内容 花芽分化とオーキシン、ジベレリン、サイトカイニンとの関係
キーワード(Key Word(s)) オーキシン、ジベレリン、サイトカイニン
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を核の印する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 受精と結実
授業時間内の学修内容 果実の発育と成熟
キーワード(Key Word(s)) 自家不和合性、単為結果
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 果実の発育と成熟
授業時間内の学修内容 果実の肥大、糖蓄積、減酸、果皮の着色
キーワード(Key Word(s)) 着色、軟化、糖と有機酸、クライマクテリック果実
事前学修の内容 ムードル掲載の資料を熟読
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 ムードル掲載の資料を再度熟読し、講義内容を確認する
事後学修の時間 120分
自由記述欄

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