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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 生物プロセス工学
せいぶつぷろせすこうがく
Bioprocess Engineering
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-3141-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(2023年度授業時間割と教室案内掲示板で確認してください)

担当教員 大久保 勉(非常勤)

OKUBO, Tsutomu

実務経験のある教員 食品企業の研究開発部門で実務経験のある教員、これまで農産品や植物資源を材料にした機能性素材の開発、機能性評価、産学官連携等に携わってきました。このような実務経験をもとに、食のトレンド、農産物を例とした食品加工技術、品質管理や機能性研究に係る実際や課題を議論したいと考えます。

SDGsの目標
連絡事項 状況により変更される可能性があるので定期的に確認してください。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 各種の農林・水産・畜産を材料とした食品の加工について、歴史を説明しながら食品の多様化やグローバル化、食品企業の実例を示しながら加工技術の進化や最近のトピックス、食品の基本的な安心・安全に係る因子や管理について講義する。また教員の企業における研究開発事例から原料確保、加工、品質管理、安全性・機能研究および販売促進など一連のプロセスについて講義する。
(育てたい資質や能力)
 この講義を通じて,食に興味を持ち、農産物の加工に関わるプロセスの基礎を身につけることを目指します。
(DP,CPとの関連)
 この講義は,三重大学の4つの力の「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(1)主体性,(2)表現力,(3)専門知識・技術,(4) 問題発見解決力の習得を目指します。
学修の目的 多様性に富む食が様々なプロセスを経て人の口に入ることを理解し、これらプロセスに関わる課題について知識を得て、解決方法を考える。
学修の到達目標 農産品から様々なプロセスを経て加工食品が生産、流通、販売される実際を学び、安心・安全を確保することの必要性を理解する。また、企業と大学における研究の違いを理解し、基礎研究と応用研究、企業人を含めた人材育成の重要性を理解し、自覚が持てるよう導くことも目標とする。
(知識)
農産物の生産,加工,付加価値化、品質管理、流通・販売などに関わる食品加工プロセスの基礎知識を身につけ,生物プロセスに関して論理的に説明できるようになる。
(態度)
生物プロセス工学に関するトピックスに関し,適切な質疑を行うことでその内容を深めることができます。
(技能)
事前事後課題やレポートの作成を通じて,生物プロセスの現場で生じる様々な課題について自ら調べ,論理的に考える力を養うことができます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート(3回実施し、その都度提出;各25%、計75%)と授業中の理解度25%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 スライドを中心に講義を行い、必要に応じて黒板にて補足説明を行う。また、双方向の質疑応答やディスカッションも取り入れ、受講者全員の理解度や考察を高めるようにする。
教科書 特になし
参考書 「食品製造に役立つ食品工学辞典」、日本食品工学会編、恒星社厚生閣、2020年発行
「食べ物と健康 食品学・食品機能学・食品加工学 第3版」長澤治子 編著、医歯薬出版㈱、2017年発行
「食品工学入門:食品を造る基礎科学(改定)」、安達修二、古田武著、カルチュレード、2017年発行
「食品学各論:食品素材と加工学の基礎を学ぶ、第3版」、溝口正晴、八田一著編、京都:化学同人、2016年発行
「宇宙食:人間は宇宙で何を食べてきたか」、田島眞著、共立出版、2015年発行
オフィスアワー 講義の前後に 生物資源学部棟校舎217教室にて 質問などを受け付ける。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 卒業研究への応用、企業での研究開発テーマの設定
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 農産物,加工プロセス、機能性食品
Key Word(s) Agricultural Products, Manufacturing process , Functional Foods
学修内容 <第1週>ガイダンス 授業の目的・構成、食糧戦略とグローバル化
<第2週> 食品の多様性、食糧生産の進化
<第3週> 食品加工の歴史
<第4週> 食品加工技術の実際
<第5週>食品と微生物、酵素の利用
<第6週>食品の安全性
<第7週>食品の安全性Ⅱ
<第8週>食品の機能性
<第9週>食品加工と機能性研究の具体例(鶏卵)
<第10週>食品加工と機能性研究の具体例(果実)
<第11週>食品加工と機能性研究の具体例(豆、種子)
<第12週>食品加工と機能性研究の具体例(野菜)
<第13週>食品加工と機能性研究の具体例(緑茶Ⅰ)
<第14週>品加工と機能性研究の具体例(緑茶Ⅱ)
<第15週>食品企業の産学官連携と特許戦略
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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