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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2017年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習F | |
えいごがくえんしゅうえふ | ||
Seminar in Linguistics F | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 黒上 久生 | |
KUROKAMI, Hisao | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | Moodleコースサイトは新年度になってから作成されます。受講希望者は初回授業に出席してください。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 現在、世界には約7000の言語が存在すると言われています。それらの言語は、表面的には大きく異なっているように見えますが、よくよく観察してみるとその異なり方に一定の規則性があることが分かります。現代言語理論の一つである生成文法は、「ヒトには母語獲得のための仕組みが遺伝によって生得的に備わっている」と仮定、その中には言語の可能な異なり方を定めた制約が含まれていると主張します。本授業では、言語の可能な異なり方を定めた生得的な制約が存在するという仮説について解説し、更に、英語や日本語の獲得に関するこれまでの研究成果をもとにそうした仮説の妥当性について議論します。 |
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学修の目的 | [1] 言語の異なり方に関する規則性についての知識を得る。 [2] 生得的な母語獲得の仕組みが存在すると仮定する根拠、並びに、そうした仮説を支持する証拠についての知識を得る。 [3] 母語獲得研究における主要な調査法についての知識を得る。 |
学修の到達目標 | [1] 日本語と英語の違いや共通点について説明できるようになる。 [2] 母語獲得を支える生得的な仕組みについて、どのような事実がそうした仕組みが存在することを支持する証拠となるかを説明できるようになる。 [3] 言語の異なり方に関する規則から母語獲得に関する予測を導くことができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業参加(リアクション・ペーパー)25%、学生による発表25%、期末テスト50% |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 資料や課題はMoodleにアップし閲覧できるようにします。 |
教科書 | 杉崎鉱司. 2015. はじめての言語獲得. 岩波書店. |
参考書 | 随時、参考となる文献を提示します。 |
オフィスアワー | 開講時に指定します。 |
受講要件 | できる限り前期・後期合わせて受講してください。 |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 他の「英語学演習」「言語科学演習」 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 心理言語学、母語獲得、生成文法、普遍文法 |
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Key Word(s) | Psycholinguistics, first language acquisition, generative grammar, universal grammar |
学修内容 | 第1回 はじめに 第2回 母語獲得とそれを支える生得的な仕組み 第3回 パラメータと言語の可能な異なり方 第4回 空主語現象 第5回 空主語現象 第6回 名詞複合 第7回 名詞複合 第8回 関係節 第9回 前置詞残留 第10回 前置詞残留 第11回 項省略 第12回 項省略 第13回 照応系に対する制約 第14回 代名詞に対する制約 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 教科書や資料(英語含む)の指定された箇所を読み、予習して授業に臨んでください。随時、参考となる資料を提示します。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |