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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ思想演習D
あめりかしそうえんしゅうでぃー
Seminar on American Philosophy D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 野上志学(人文学部)

NOGAMI, Shigaku

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 論理学は現代英米哲学において不可欠のツールであるとともに、それ自体が哲学的問題を孕む。この講義では、論理学と論理の哲学を扱う。主に命題論理の範囲内で、まず古典論理の意味論と証明論を導入した後、さまざまな非古典論理をその哲学的動機(曖昧性の哲学、真理論、実在論・反実在論等)とともに導入する。さらに、様相論理、時制論理、認識論理といった古典論理の拡張と関連する哲学的問題(可能世界論、時間の哲学、認識論)を扱う。この演習では、参加者に問題を解くことを通じて、論理学の基礎的なテクニックおよび、その哲学的な背景の理解を獲得してもらうことを目指す。
学修の目的 論理学の基礎を身につける
論理についての哲学的問題について理解する
論理学の基礎的なテクニックを獲得する
学修の到達目標 論理的に推論できるようになる
論理についての哲学的問題を考えることができるようになる
論理学の基礎的なテクニックを獲得する
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎週ないし隔週で課題を提出するので、課題の評価による。最終レポート等の提出は求めない。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 なし
参考書 大西 琢朗『論理学 (3STEPシリーズ)』、昭和堂
飯田隆『言語哲学大全II-III』、勁草書房
野上志学『デイヴィッド・ルイスの哲学』、青土社
オフィスアワー 木曜日12:20-12:50、14:30-15:00
オフィスは野上研究室(人文学部3階319)
可能な限りメール等でアポイントメントをとってください
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 必須ではないが、同日午前中の講義「アメリカの思想D」と合わせて受講することが望ましい。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16283
キーワード 論理学、論理哲学
Key Word(s) logic, philosophy of logic, philosophical logic
学修内容 第1回 導入
第2回 古典論理の意味論(1)
第3回 古典論理の意味論(2)
第4回 古典論理の証明論
第5回 直観主義論理の証明論とその動機(1)
第6回 直観主義論理の証明論とその動機(2)
第7回 様相論理と可能世界論(1)
第8回 様相論理と可能世界論(2)
第9回 真理論と非古典論理(1)
第10回 真理論と非古典論理(2)
第11回 曖昧性と非古典論理
第12回 反事実条件文の論理
第13回 時制論理と時間の哲学
第14回 認識論理と認識論
第15回 総括

なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。
事前・事後学修の内容 毎週ないし隔週で問題を出しておくので、参加者はそれを解いた上で参加することを求める。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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