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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 欧米思想文化論特講 I | |
おうべいしそうぶんかろんとっこういち | ||
Western Philosophy I | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野上 志学(人文学部) | |
NOGAMI,Shigaku | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 現代英米哲学、分析哲学(analytic philosophy)の主要分野の一つ、形而上学(metaphysics)の基礎を学ぶ。形而上学は、非常に一般的なレベルで、この世界の構造について探求する学問であり、(とりわけカント以降)しばしば「形而上学はそもそも可能か」とも問われてきた(メタ形而上学(metametaphysics))。この授業では、形而上学の基礎を学んだうえで、メタ形而上学の議論を瞥見することによって、哲学という学問の(特殊な)あり方を考える機会ともする。 |
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学修の目的 | 分析哲学の基礎的知識を身につけることで、より発展的な文献に取り組む力を養うことができるようになる。とりわけ反省的な学問であるという哲学のあり方を考える力を養うことができる。 |
学修の到達目標 | 分析哲学の基本的文献を英語で読解することができる。哲学に特徴的な批判的思考を身につけることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 中間レポートと最終レポートによる。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 参加者の関心に応じて、扱う文献、トピックは柔軟に変更する。提出されたレポートには個別にフィードバックを行う。 |
教科書 | Michael J. Loux, Thomas M. Crisp, Metaphysics (Routledge Contemporary Introductions to Philosophy), Routledge. (事前に用意する必要はありません。) |
参考書 | Tuomas E. Tahko, An Introduction to Metametaphysics (Cambridge Introductions to Philosophy), CUP. Jaekwon Kim, Daniel Z. Korman, Ernest Sosa, Eds., Metaphysics: An Anthology (Blackwell Philosophy Anthologies), Blackwell. J. Lowe, A Survey of Metaphysics, OUP. |
オフィスアワー | 木曜日12:20-12:50、14:30-15:00 オフィスは野上研究室(人文学部3階319) 可能な限りメール等でアポイントメントをとってください |
受講要件 | 一定の配慮はするが、英語で書かれた哲学の文献を読むことが要求されるため、英語のリーディング能力が求められる。哲学に関する予備知識は求めない。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 欧米思想文化論演習 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 現代哲学、分析哲学、形而上学、メタ形而上学 |
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Key Word(s) | Contemporary Philosophy, Analytic Philosophy, Metaphysics, Metametaphysics |
学修内容 | 第1回 導入 第2回 普遍問題1:実在論 第3回 普遍問題2:唯名論 第4回 具体的個物1:基体、束、実体 第5回 命題 第6回 必然と可能 第7回 因果 第8回 時間 第9回 具体的個物2:通時的持続 第10回 具体的個物3:部分と全体 第11回 非確定性 第12回 メタ形而上学1:実在論 第13回 メタ形而上学2:反実在論 第14回 メタ形而上学3:デフレ主義 第15回 総括 なお、受講者の理解度や関心等によって、内容は前後することがある。 |
事前・事後学修の内容 | 初回を除く各回の講義前に教科書の指定された箇所をレジュメにまとめてくること。講義後は、講義において指摘された点を反映するようにレジュメを修正すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |