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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 簿記
ぼき
Bookkeeping
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-024
開放科目 開放科目    
  他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
開講学期

前期

開講時間 金曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 赤塚 尚之

AKATSUKA, Naoyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この科目は、株式会社を前提とした複式簿記の基本的なテキストに即して、複式簿記の原理を理解し、その技術(仕訳)を習得することを主な目的とする計算科目です。
また、これをふまえ、隣接する学問(経営学・ファイナンス等)の学習に資することを、副次的な目的とします。さらに、日商簿記検定3級やその上位資格である日商簿記検定2級等、民間資格を取得するための基礎を学ぶことも、副次的な目的と位置づけています。
学修の目的 株式会社の財務諸表(損益計算書・貸借対照表)を作成する初歩的な技術を身に付けることができます。具体的な到達レベルは、日商簿記検定3級です。
また、この科目を履修することによって、後期に開講する会計学において基礎的な会計理論を学習し、財務諸表分析を行うための準備が完了することになります。
学修の到達目標 株式会社の財務諸表(損益計算書・貸借対照表)を作成する初歩的な技術を身に付けることができます。具体的な到達レベルは、日商簿記検定3級です。
また、この科目を履修することによって、後期に開講する会計学において基礎的な会計理論を学習し、財務諸表分析を行うための準備が完了することになります。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%によって評価します。60%以上で合格となります。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

反転授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第11版(TAC出版)
参考書 みんなが欲しかった! 簿記の問題集 日商3級 商業簿記 第11版(TAC出版)(購入は任意としますが、毎回の授業後に復習教材として使用するようことによって、単位を取得できる可能性が高まります。)
オフィスアワー 授業当日、対面参加者については、授業前後、非常勤講師室にて対応します。その他、授業日以外には、メールで対応します。
受講要件 とくに厳格な要件はありませんが、授業に出席するだけでは、単位を取得することは難しいと考えてください。授業時間外に予習・復習の時間をしっかりとることができること、また、予習・復習の時間において、自主的に問題を反復練習できることが、受講要件です。
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 会計学(会計学は、簿記の履修が前提です)
その他 電卓を使用しますので、12桁、デリート、メモリー機能付きのものを入手してください。なお、関数電卓やスマートフォン、ウェアラブル端末の電卓機能の使用は、日商簿記検定の使用可能な電卓の条件に照らして、不可とします。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16329
キーワード 簿記、会計、仕訳、財務諸表、損益計算書、貸借対照表
Key Word(s) Bookkeeping, Accounting, Journal Entry, Financial Statements, Profit and Loss Statement, Balance Sheet
学修内容 第1回 簿記の基礎
1 簿記の基礎
2 仕訳と転記

第2回 商品売買
1 用語の説明
2 三分法
3 掛けによる仕入れ、売上げ
4 返品
5 クレジット売掛金
6 諸掛り

第3回 現金預金
1 現金
2 現金過不足
3 普通預金と定期預金
4 当座預金
5 小口現金

第4回 手形と電子記録債権(債務)
1 手形とは
2 約束手形
3 電子記録債権(債務)

第5回 有形固定資産
1 有形固定資産とは
2 有形固定資産を購入したときの処理
3 改良や修繕をしたときの処理
基本問題

第6回 その他の取引
1 未収入金・未払金
2 貸付金・借入金
3 手形貸付金・手形借入金
4 前払金・前受金
5 仮払金・仮受金
6 立替金・預り金
7 受取商品券
8 差入保証金・支払家賃
9 その他の収益・費用
10 消費税
11 株式の発行
12 訂正仕訳

第7回 帳簿
1 主要簿と補助簿
2 仕訳帳と総勘定元帳
3 現金出納帳・当座預金出納帳
4 小口現金出納帳
5 仕入帳・売上帳
6 受取手形記入帳・支払手形記入帳
7 売掛金元帳・買掛金元帳
8 商品有高帳
9 固定資産台帳
10 仕訳と補助簿の関係

第8回 試算表
1 試算表とは
2 試算表の作成

第9回 伝票と仕訳日計表
1 伝票会計
2 三伝票制
3 仕訳日計表の作成と各勘定元帳への転記

第10回 決算手続 I
1 決算
2 決算整理
3 精算表

第11回~13回 決算手続II
1 決算整理[1] 現金過不足の処理
2 決算整理[2] 当座借越勘定への振り替え
3 決算整理[3] 貯蔵品勘定への振り替え
4 決算整理[4] 貸倒引当金の設定
5 決算整理[5] 有形固定資産の減価償却
6 有形固定資産の売却
7 決算整理[6] 売上原価の算定
8 決算整理[7] 消費税の納付額の計算
9 決算整理[8] 費用・収益の前払い・前受けと未払い・未収
10 決算整理[9] 法人税等の計上
11 決算整理後残高試算表

第14回 決算手続 III
1 精算表の作成
2 財務諸表の作成
3 勘定の締め切り
4 剰余金の配当

第15回 参考
1 売上原価を売上原価勘定で算定する場合
2 ICカードの処理
3 証ひょうからの記帳
事前・事後学修の内容 授業は、次のとおり進めます。
①予習をする必要はありません。
②講義を受け終わったら、復習をしてください。また、問題集に挑戦してください。講義回によって異なりますが、平均して概ね2~3時間(標準4時間)は講義外での学習が必要です。
事前学修の時間:    事後学修の時間:240分/回

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