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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 刑法各論
けいほうかくろん
Criminal Law 1
単位数 4 単位
ナンバリングコード
HU-PULA-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限; 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 田中 亜紀子

TANAKA,Akiko

SDGsの目標
連絡事項 刑法総論の発展科目です。
刑法総論の知識が前提となっています。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 刑法第2編「罪」を対象とし、個々の犯罪の内容・成立要件ならびにその法的効果等の解説を通じて、受講者が刑法各論の内容を正確に理解することを主たる目的とする。その他、現時点における刑事法の諸問題について検討を行う。
学修の目的 刑法が規定する諸犯罪に関する基礎知識を習得すること。
現代社会における犯罪現象に対する分析力ならびに法的なものの考え方を身につけること。
学修の到達目標 刑法が規定する諸犯罪に関する基礎知識を習得すること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験40%、期末試験60%、計100%。(合計が60%以上で合格)
任意レポートの提出により10%の加点あり。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 講義においては適宜、講義内容に関する問題を課し、その回答の確認を通じて講義の理解度を確認すると共に受講者の疑問に応える。
教科書 『刑法判例百選Ⅱ 各論[第8版]』佐伯仁志・橋爪隆編 有斐閣 2020年
六法全書
参考書 講義の中で適宜紹介する
オフィスアワー 毎週火曜日8:50-10:20 人文校舎4階 田中研究室
受講要件 刑法総論を履修済であること
予め履修が望ましい科目 法学、日本国憲法、刑法総論
発展科目 刑事訴訟法、刑事政策 等
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16019
キーワード 刑法各論、罪
Key Word(s) Crimes
学修内容 刑法各論は、第2編「罪」の刑罰法規の解釈を通じて、個々の犯罪の内容・成立要件ならびにその効果等を明らかにしようとしたものであり、本講義はそれぞれの刑罰法規の保護法益、すなわち、個人的法益に対する罪、社会的法益に対する罪、国家的法益に対する罪の分類に従って講義を進める。

具体的には以下の通りである。( )の数字は授業回の目安であり、授業進行によっては前後する。

1.個人的法益に対する罪1 (第1回~12回)
(殺人の罪・堕胎の罪・傷害の罪・遺棄の罪・脅迫の罪・逮捕及び監禁の罪・略取、誘拐及び人身売買の罪・名誉に対する罪 等)

2.個人的法益に対する罪2(第13回~20回)
(窃盗及び強盗の罪・詐欺及び恐喝の罪・横領の罪・毀棄及び隠匿の罪 等)

3.社会的法益に対する罪 (第21回~25回)
(放火及び失火の罪・偽造罪・わいせつ罪 等)

4.国家的法益に対する罪(第26回~30回)
(国家の存立に対する罪・国交に関する罪・公務の執行を妨害する罪 等)
事前・事後学修の内容 事前準備として、それぞれの犯罪の概要を確認する。
事後学習としては、授業内容を踏まえ、それぞれの犯罪を説明できるように復習する。

1.生命・身体・名誉に対する犯罪
2.財産に対する犯罪
3.社会的法益に対する主たる犯罪
4.国家的法益に対する主たる犯罪
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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