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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・数学
科目名 代数学
だいすうがく
Algebra
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 4年次
72 期生
教育学部,数学教育
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 代数学講究
だいすうがくこうきゅう
Algebra Seminar
単位数 4 単位
ナンバリングコード
educ-math-MATH4015-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 月曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 中村 力(教育学部)

NAKAMURA, Tsutomu

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 整数論に関する教科書をセミナー形式で読む.
学修の目的 初等整数論とp進数についての知識を習得する.代数的整数論の初歩を知る.
学修の到達目標 群・環・体の理論およびガロア理論が,整数論の基礎としてどのように用いられているか,具体例を挙げて説明できるようになる.p進数の概念とその有用性について理解する.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ゼミでの発表の様子や,教科書の理解度,および進捗状況などを考慮して総合的に評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 「整数論1 初等整数論からp進数へ」雪江明彦 著(日本評論社)
参考書 「整数論2 代数的整数論の基礎」雪江明彦 著(日本評論社)
オフィスアワー 最初の授業で連絡する.
受講要件 4年生対象.講究受講のための条件を満たしていること.
予め履修が望ましい科目 代数学概論,幾何学概論,代数学要論I,II
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 整数,不定方程式,数論的関数,完全数,連分数,群,環,体,ガロア理論,p進数
Key Word(s) integer, indeterminate equation, arithmetic function, perfect number, continued fraction, group, ring, field, Galois theory, p-adic number
学修内容 第1回:整数論とは何か
第2回:合同1次方程式
第3回:フェルマーの小定理とRSA暗号
第4回:合同方程式と平方剰余
第5回:平方剰余の相互法則
第6回:不定方程式 (その1)
第7回:不定方程式 (その2)
第8回:数論的関数
第9回:完全数
第10回:メビウス反転公式
第11回:連分数
第12回:ペル方程式と連分数
第13回:群の作用
第14回:可換環の局所化
第15回:環上の加群
第16回:まとめ
第17回:体とガロア理論(その1)
第18回:体とガロア理論(その2)
第19回:体とガロア理論(その3)
第20回:代数体の整数環
第21回:デデキント環における素イデアル分解
第22回:類数と単数
第23回:2次体の整数環
第24回:Z[√-1] と Z[ω]
第25回:2次体の類数
第26回:不定方程式 (その3)
第27回:不定方程式 (その4)
第28回:円分体の整数環
第29回:数体ふるい法
第30回:p進数とヘンゼルの補題
第31回:2次形式とヒルベルト記号
第32回:まとめ

ただし,これは予定であり,受講生の状況等に応じて変更することがある.
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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