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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 共通教育・大学基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
「教育学部音楽教育コースの学生」対象
授業科目名 キャリア教育入門
きゃりあきょういくにゅうもん
Introduction to Career Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
分野
分類・領域
開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
第1回~第6回授業は4月から5月にかけて水曜日5~6限にオンラインにより実施予定。 第7回以降の授業の内容や実施方法等については例年、7月末または8月初旬の水曜日午後に説明会を開催し、9月に対面により実践活動を実施している。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 〇森川孝太朗(教育学部)、川村有美(教育学部)、小畑真梨子(教育学部)、上ノ坊航也(教育学部)、長岡みか(学生総合支援機構)

〇Kotaro MORIKAWA(Faculty of Education), Yuhmi KAWAMURA(Faculty of Education), Mariko OBATA(Faculty of Education), Koya UENOBO(Faculty of Education), NAGAOKA, Mika

実務経験のある教員 長岡みか:キャリアデザイン学修士。人材サービス業界にて約15年間、キャリアコンサルタントとしてカウンセリング、キャリア形成支援、キャリア系研修等に携わってきました。自己分析、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策の研修講師も務め、働き方や生き方に関するキャリア全般の専門家です。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 三重大学のキャリア教育方針で謳われている「多様で変化に富む社会に適応する社会的・職業的自立と人格の形成を生涯にわたって培う」力を、着実に身に着けることを目的とする。特に本講義では、教員を目指す学生が、近隣の小学校・中学校の授業支援や学習支援活動をすることで、大学から社会へ自信をもって移行し、学校教育の場で活躍できる人材の育成を目指す。具体的には、児童・生徒の学びに寄り添うLA(Learning Attendant)としての体験を重ねながら、現場において問題になったことを検討会・学習会などで理論的に学び、反省的実践としての教育活動を行う。
なお、授業は2つのパートからなり、第1パート(第1~6回)では職業選択やキャリア形成について広く取り上げる。第2パート(第7~15回)では、授業参観を通して音楽の授業の構造を理解し、その理解に基づき音楽支援活動を通して児童・生徒との交流を図る。そして、それらを総合することにより、児童・生徒の生活世界や実践現場を理解する。
学修の目的 ・労働市場の現状を把握し、職業選択・キャリア形成に関して生じている現代的な課題を理解できるようになる。
・生涯を通じてキャリア形成を円滑に行える考え方を身につけることができるようになる。
・支援活動に参与することにより今日の教育現場の状況の一端を把握できるようになる。
学修の到達目標 ・学校教育教員養成課程の学生として、教職に就く自分のキャリアの方向性を認識し、その実現に向け具体的な行動に移すことができるようになる。
・学校現場の学習に参加し、「児童・生徒に寄り添う力」や「教科の指導について考える力」を、実践と振り返りを通して身につける。
・教育学部アドミッション・ポリシーに基づき、ディプロマ・ポリシーを敷衍した音楽による交流や支援活動ができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 第1~6回40%、第7~15回60%(合計60%以上で合格)
第7回以降は活動毎の振り返りのレポートを評価の対象とする。また、活動に関して、観察・企画・実施・省察のプロセスも重視する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業観察や支援活動について可能な限り大学教員も参加する。
教科書 実施内容によって、楽譜や資料を用意する。
参考書 文部科学省「幼稚園教育要領」「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」「高等学校学習指導要領」および「特別支援学校学習指導要領」最新版等
オフィスアワー 水曜日 10:30〜12:30,作曲・音楽理論研究室
受講要件 音楽教育コース75期生に限る。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 授業科目としてではないが、本授業における支援活動は2年次の地域連携活動につながるものである。
その他 第7回授業からは9月に集中講義として開講する。第7回授業以降における実践活動は例年、9月から11月にかけて実施しているため、可能な限り9月の予定を空けておくこと。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード キャリア教育
Key Word(s) Career Education
学修内容 第1回:ガイダンス
第2回 キャリアプランと自己理解①「価値観・自己の特性」
第3回 自己理解②「キャリア・アンカー」「職業興味」
第4回 他者理解「ダイバーシティ(多様性)」
第5回:仕事理解①「労働法」
第6回:仕事理解②「ハラスメント」
第7回:学校状況の把握にもとづく授業支援計画の策定(事前指導及び学習支援活動内容の確認と支援するパート担当の割り振り等)
第8回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、記録(支援活動の観察とその記録)
第9回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(支援活動とその記録)
第10回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(支援活動とその活動の検討)
第11回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(記録と検討に基づく支援活動)
第12回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(支援活動と問題点の析出および改善策の検討)
第13回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(問題点の析出と改善策の検討に基づく支援活動)
第14回:学校現場への参入および、教育現場実践支援の振り返り、検討(児童の学習発表会の鑑賞とその記録)
第15回:支援活動全体を通した振り返り、および地域における学校の役割についての意見交換(事後指導)

(注1)授業観察、学習支援等はいずれも三重大学近隣の小学校を対象とする。
(注2)可能な限り子どもと直接触れ合う機会を設けるが、状況により適宜オンラインを使用する可能性がある。
事前・事後学修の内容 第7回授業以降の事前学修にあたっては、支援するにあたっての準備(譜読みと分析)を決して怠らないこと。なお、譜読みと分析について、音楽理論的なことだけではなく演奏における運指や息継ぎ等についても必ず確認しておくこと。
事後学修にあたっては、支援ごとに客観的な観察に基づいた丁寧な振り返りをすることにより、次の支援活動に活かすよう努めること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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