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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ドイツの文学F | |
どいつのぶんがくF | ||
German Literature F | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 林 英哉(人文学部) | |
HAYASHI, Hideya | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16515 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 「ドイツの詩」 みなさんは詩が好きですか? いや、小説は読むけど、詩はよくわからない…って思いませんでしたか? 確かに学校の授業で読んだ経験は、みなさん一度はあるでしょう。俳句や川柳に興味のある人もいるかもしれません。しかし、ふつう文学作品と言えば、まず思い描くのは小説であり、詩はそれほど人気があるとは言えません。 しかし、歴史をたどってみると、実は小説は近代に入ってから主流になった新しいジャンルで、それ以前は文学と言えば「詩」でした。また、現代でも歌の歌詞やラップという形で、詩は意外とみなさんに身近なところにあります。 この授業では、ドイツの詩の歴史的な展開や重要な詩人たちを紹介するとともに、個別の作品をみなさんと一緒に解釈していきます。日本語訳をテキストとして使いますので、ドイツ語が分からなくても大丈夫です。また、詩は朗読することを念頭に作られる場合が多く、ドイツ語を知らなくても「音」や「音楽」として伝わる部分があります。 詩は小説と違い、とても短いです。だからこそ、一つひとつの言葉にこだわりぬかれて書かれています。そのこだわりに、読む人間も応えてあげなくてはなりません。詩は読者に真剣勝負を挑んできます。あなたもその勝負に受けてたってみませんか? 適宜ハンドアウトを配布し、視聴覚資料も用います。授業では積極的な発言を求めます。講義を通じて一般的知識を得たうえで、個別の作品を分析するレポートを書いてもらいます。 |
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学修の目的 | ・ドイツの詩の特徴や歴史についての全体像を把握する。 ・詩の個別のジャンルの特徴を把握する。 ・個別の作品について批判的に論じる力を養う。 |
学修の到達目標 | ・ドイツの詩の特徴や歴史について自分の言葉で説明することができる。 ・個別の作品について批判的に論じる文章を書くことができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末レポート60%、毎回の授業での発言と感想提出40%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 授業のプリントは授業中に配布するか、Moodleにアップロードします。 |
参考書 | 授業中に指示します。 |
オフィスアワー | メールかMoodleでお問い合わせください。 |
受講要件 | ドイツの文学に対して興味を持って学習に取り組めること。ドイツ語の知識は必要としません。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | ドイツ文学演習、ドイツの文学、文学概論、ドイツ文学論 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ドイツ文化、ドイツ文学、詩 |
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Key Word(s) | German culture, German literature, poem |
学修内容 | 毎回事前に配布したテクストを読んだ感想や質問を発言してもらいます。それをもとにして、テクスト解釈の講義を行っていきます。授業後には講義に対する感想や質問を書いて提出してもらいます。また、ドイツの詩の個別の作品について分析した期末レポートを執筆してもらいます。 第1回 授業の導入+詩とは何か 第2回~第3回 ゲーテ 第4回~第5回 シラー 第6回~第7回 ヘルダーリン 第8回~第9回 ハイネ 第10回~第12回 リルケ、期末レポートの書き方について 第13回~第14回 ツェラン 第15回 まとめ ※扱う作品と日程は変更されることがあります。 |
事前・事後学修の内容 | 毎回事前に配布したテクストを読んで授業にのぞむこと。また、多くの文学作品に触れて、早めにレポートで取り上げる作品を選び、課題に取り組むこと。 |
事前学修の時間:180分/回 事後学修の時間:60分/回 |