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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習 G
にほんぶんがくえんしゅう じー
Seminar in Japanese Literature G
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 吉丸 雄哉(人文学部)

YOSHIMARU, Katsuya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 几董『附合てひき蔓』(天明6年跋(1786))を読む。『附合てひき蔓』は付合の作法や心得を説いた連句の指導書である。分担して、各句と評に対して注釈、現代語訳、分析を行う。影印をテキストにするが翻刻は存在する。
学修の目的 江戸時代の連句式目について知る。また江戸時代に巻かれた連句の評釈を知ることで、深みのある俳句鑑賞ができるようになる。
学修の到達目標 作品の読解を通して,近世文学の調査に関する基礎的方法を身につける。また,江戸時代の文化や習俗に関する知識を得る。几董の俳諧理論を利用して連句を巻くことができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 演習での発表で六割。期末レポートで四割。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 使用しません。影印を配布します。
参考書 『古典俳文学大系』14。永田英理『蕉風俳論の付合文芸史的研究』ぺりかん社、2007。梅原章太郎『蕉風付合論』青簡舎、2007。堀切実『蕉風俳論の研究』明治書院、1982。宮本三郎『蕉風俳諧論考』笠間書院、1974。
オフィスアワー 木曜日午後。教養教育校舎2号館5階の研究室。予約してもらえるとありがたいです。
受講要件 日本古典文法の知識を有すること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 時代背景のため、現代の人権意識と照らし合わせて、差別的な表現を見る可能性があることや、性愛に関する表現を見る可能性があることを十分に了解したうえで受講のこと。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15972
キーワード 近世文学, 俳句
Key Word(s) Early Modern Japanese Literature, Haiku
学修内容 1回 概説 (近世文学の特徴、俳諧と連句の説明。授業の進め方、 成績評価の方法など、資料配付)
2回 近世文学研究の方法について (基本参考書の紹介、資料の集め方など)
3回 発表資料作成について(翻刻、注釈、現代語訳のやりかた)
4回から14回までは、学生分担による発表
15回 まとめ
事前・事後学修の内容 発表担当者以外の箇所の歌も読んで、注釈や現代語訳について考えるように。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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