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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習A
にほんぶんがくえんしゅう えー
Seminar in Japanese Literature A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 亀田 夕佳(人文学部)

KAMEDA, Yuka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 平安時代の日記文学である『紫式部日記』を精読する。『源氏物語』の作者である紫式部が書いた内容について、どのような表現構造として成り立っているのか、『栄花物語』や『紫式部集』をはじめとする、さまざまな資料を調査し、理解を深める。
学修の目的 古典文学を自ら理解する際に修得すべき調査方法や読解技術を身につける。
レジュメの作成方法や発表の方法を修得する。
学修の到達目標 さまざまな資料を適切に用いて、原文を自力で解釈することができる。
日記文学および和歌についての知見を確実なものとする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題提出20%、発表50%、討論への参与30%で評価(合計が60%以上で合格)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業中の課題の提出状況に応じて、学生の理解度を確認し、授業にフィードバックする。
教科書 プリントを配布する。
参考書 紫式部学会『古代文学論集第七輯源氏物語及び以後の物語研究と資料』(武蔵野書院、1979年)、中本真人『内侍所御神楽と歌謡』(武蔵野書院、2020年)、深澤徹『日本古典文学は、如何にして〈古典〉たりうるか?―リベラル・アーツの可能性に向けて―』(武蔵野書院、2021年)山本淳子『古典モノ語り』(笠間書院、2022年)、笹川博司『三十六歌仙の世界』(風間書房、2022年)、坂本信道『王朝物語のために』(和泉書院、2022年)
オフィスアワー 木曜日の昼休み。長い時間が必要な場合は、事前にメール等で相談して下さい。
受講要件 発表準備にあたり、多くの資料を調査し、読み込んだ上で整理する必要が生じます。その労を厭わず取り組むことができるもの。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13419
キーワード 日記文学、中古文学(平安文学)、紫式部日記、源氏物語
Key Word(s) Diary Literature, Classical Japanese Literature(Heian Literature),Murasakisikibu Diary,Tales of Genji 
学修内容 第1回 ガイダンス(『紫式部日記』についての概説、授業の進め方、成績評価の方法などを説明、資料配布)
第2回 平安文学における研究方法について(調査の仕方と参考書の紹介)
第3回 発表資料作成について(注釈のつけ方等の説明)
第4~14回 範囲を分担して注釈や現代語訳の比較検討、考察などの発表を行う。
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:予習として該当作品箇所を読み、わからない語句等を調べておく。
事後学修:授業で学んだ内容をふまえ、一語一語の表現価値について自分の理解をまとめる。授業中に示した参考文献を確認する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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