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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 経営戦略論
けいえいせんりゃくろん
Strategic Management
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 熊谷 健(人文学部)

KUMAGAI, Ken

実務経験のある教員 担当教員は総合商社において川下分野を中心に長らくトレーディング、戦略投資、コンサルティング等を手掛けると共に、自ら役員として国内外の企業経営に携わってきた。斯かるバックグラウンドに基づき、本講義では学術的・理論的講義に加えて実務的視点から現代企業の経営戦略について議論を展開する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 経営戦略とは「企業が競争優位を獲得し、競合他社よりも多くの利益を得ることを目標としたセオリー(理論)」です。経営戦略の策定と実行は企業の業績に大きく影響する為、今日の企業経営において大きな関心が払われています。本講義では、経営戦略論における基本的な理論的背景であるファイブフォース・モデルとリソースベースト・ビューを学習した上で、それらに基づき様々な経営事象について議論します。合わせて本講義ではマーケティングコンセプトを起点とする経営戦略策定手法について議論します。受講者の積極的な議論への参加を期待します。
学修の目的 経営戦略の基本的な理論を理解し、将来、受講者が自らの実務に活用する力を養うことが本講義の目的です。
学修の到達目標 最低到達目標は競争優位を獲得する為の経営戦略を正しく理解することです。また、実在する企業について経営戦略を整理・評価し、自ら戦略を提言する水準まで知見を高めることを努力目標とします。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ディスカッションへの貢献及びグループ(個人)ワーク(50%)、期末試験(50%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 Barney, J. B. & Hesterly, W. S. (2020) “Strategic Management and Competitive Advantage: Concepts, 6th Edition, Global Edition”, Pearson Education Inc.(岡田正大訳(2021)『新版 企業戦略論(上・中・下)』,ダイヤモンド社)
参考書 嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎(2016)「1からの戦略論(第2版)」,碩学舎
Kotler, P. and Keller, K. L. (2006) “Marketing Management, 12nd Edition”, Pearson Education Inc.(恩蔵直人監訳,月谷真紀訳(2008)『コトラーandケラーのマーケティング・マネジメント第12版』,ピアソンエデュケーション)
オフィスアワー 原則として質問は講義中、講義後に対応します。また、講義期間中の月曜日前期15時~16時、後期13時~14時をオフィスアワー(人文学部408研究室)とします。来訪の際は事前にアポイントをお申し込み下さい。
受講要件
予め履修が望ましい科目 マーケティング論、ブランド戦略論、会計・ファイナンス関連科目、統計・データサイエンス関連科目を履修済である(または並行して履修する)ことが望ましい。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16269
キーワード 戦略、競争優位、マーケティング、ファイブフォース・モデル、リソースベーストビュー
Key Word(s) Strategy, Competitive Advantage, Marketing,Five Forces Model,Resource-Based View
学修内容 第1回 イントロダクション
第2回 戦略と経営戦略プロセス
第3回 パフォーマンスの測定と企業・事業価値の評価
第4回 マーケティングとブランド戦略Ⅰ
第5回 マーケティングとブランド戦略Ⅱ
第6回 外部環境の分析Ⅰ
第7回 外部環境の分析Ⅱ
第8回 内部環境の分析Ⅰ
第9回 内部環境の分析Ⅱ
第10回 事業レベルのマネジメント
第11回 全社レベルのマネジメントⅠ
第12回 全社レベルのマネジメントⅡ
第12回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第13回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第14回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第15回 ラップアップ
注:受講者の人数や理解度等により適宜講義内容を変更します。また、15回の講義終了後、所定の期間中に期末試験を実施します。
事前・事後学修の内容 事前学習
特定企業を取り上げ、講義テーマに基づき競争優位性と戦略課題について考察して下さい。
事後学習
事前学習で取り上げた企業について、講義内容に基づき競争優位性を向上させる為の経営戦略を検討して下さい。
注)グループ(個人)ワーク前後は、発表の準備やディスカッションのレビューを行って下さい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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