三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義ブランド戦略論
とくしゅこうぎぶらんどせんりゃくろん
Strategic Brand Management
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 熊谷 健(人文学部)

KUMAGAI, Ken

実務経験のある教員 担当教員は総合商社において川下分野を中心に長らくトレーディング、戦略投資、コンサルティング等を手掛けると共に、自ら役員として国内外の企業経営に携わってきた。斯かるバックグラウンドに基づき、本講義では学術的・理論的講義に加えて実務的視点から現代企業のブランド戦略について議論を展開する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ブランドとは「財またはサービスを識別し、競争業者のそれから差別化しようとする特有の名前かつ/またはシンボル」であり、今日、マーケティングを推進する上で欠かせない概念です。ブランド認知を向上させると共に、消費者のマインド内に強く好ましくユニークなブランド連想を構築し、ブランド・エクイティを増大させることできれば、その結果として企業の競争優位性の向上が期待されます。
本講義ではブランド論の基礎を学ぶとともに、受講者には実在する特定の製品(サービス)ブランドを取り上げ、そのブランド戦略について整理し評価してもらいます。受講者の積極的な議論参加を期待します。
学修の目的 ブランド戦略の理論を理解し、将来、受講者が自らの実務に活用する力を養うことが本講義の目的です。
学修の到達目標 最低到達目標は顧客志向に基づくブランド・エクイティの概念を理解することです。ブランド戦略の視座から製品や事業、及びこれらを取り扱う企業を評価し、自ら戦略を提言する水準まで知見を高めることを努力目標とします。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ディスカッションへの貢献及びグループ(個人)ワーク(50%)、期末試験(50%)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 Keller, K. L. (1998) "Strategic Brand Management". Prentice-Hall (恩蔵直人・亀井昭宏訳.(2000)『 戦略的ブランド・マネジメント』. 東急エージェンシー)
参考書 Kapferer, J. N. (2012) "The New Strategic Brand Management Fifth Edition", Kogan Page
熊谷健(2020)「ラグジュアリーと非ラグジュアリーの店舗立地戦略:理想の自分,現実の自分とブランドの関係」,文眞堂
オフィスアワー 原則として質問は講義中、講義後に対応します。また、講義期間中の月曜日前期15時~16時、後期13時~14時をオフィスアワー(人文学部408研究室)とします。来訪の際は事前にアポイントをお申し込み下さい。
受講要件
予め履修が望ましい科目 マーケティング論、ブランド戦略論、会計・ファイナンス関連科目、統計・データサイエンス関連科目を履修済である(または並行して履修する)ことが望ましい。
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16268
キーワード マーケティング、ブランド・エクイティ、顧客ベースのブランド・エクイティ、ブランド知識
Key Word(s) Marketing, Brand Equity, Customer-Based Brand Equity, Brand Knowledge, Brand Association
学修内容 第1回 イントロダクション
第2回 ブランド・エクイティ
第3回 ブランドの知識構造
第4回 ブランドの要素
第5回 ブランド・エクイティ構築の為のマーケティング・プログラム
第6回 ブランド・エクイティ構築の為のマーケティング・コミュニケーション
第7回 二次的ブランド連想の活用
第8回 ブランド・エクイティの測定
第9回 ブランディング戦略
第10回 新製品の導入とブランド拡張
第11回 ラグジュアリー戦略
第12回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第13回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第14回 グループ(個人)ワーク(発表とディスカッション)
第15回 ラップアップ
注:受講者の人数や理解度等により適宜講義内容を変更します。また、15回の講義終了後、所定の期間中に期末試験を実施します。
事前・事後学修の内容 事前学習
特定ブランドを取り上げ、講義テーマに基づき優位性とマーケティング課題について考察して下さい。
事後学習
事前学習で取り上げたブランドについて、講義内容に基づきブランド価値(エクイティ)を向上させる為のマーケティング戦略を検討して下さい。
注)グループ(個人)ワーク前後は、発表の準備やディスカッションのレビューを行って下さい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University