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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 中国の文学E
ちゅうごくのぶんがくE
Chinese Literature E
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2120-034
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 何憶鴿(人文学部文化学科)

HE, Yige

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 1910年代以降に創作された中国近代・現代文学の作品を読むことを通して、中国近代・現代文学の基礎知識を学び、文学作品およびその読み方の多様性を知るための授業である。
前期は中国近代文学(1910年代~1940年代)、後期は中国現代文学(1940年代~)を中心に取り上げる。
毎週一つの作品をめぐって教員が講義した後に全員でディスカッションを行う。

※基本的に日本語訳のある短編小説を取り扱うため、高度な中国語読解能力は必ずしも必要ではない。
学修の目的 ①中国近代・現代文学の基礎知識を把握すること。
②文学テクストを読む能力を養うこと。
学修の到達目標 中国近代・現代文学に関する基礎知識、文学テクストの読み方を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点50% 期末レポート50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 毎週プリントを配布
参考書 宇野木洋、松浦恆雄『中国二〇世紀文学を学ぶ人のために』世界思想社、2003年
尾崎文昭(編)『「規範」からの離脱――中国同時代作家たちの探索』、2006年
藤井省三『中国語圏文学史』東京大学出版会、2011年
オフィスアワー 火曜日、木曜日7・8限以降、事前にメールで相談してください。
受講要件 毎週必ず教員が指定した作品を読むこと。
予め履修が望ましい科目 異文化理解(中国語)、文学関連の授業
発展科目 中国文学演習C,D
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=9982
キーワード 中国近代文学 中国現代文学
Key Word(s)
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 中国近代史に関する動画を視聴
第3回~第11回  講義+ディスカッション
第12~15回  受講生による発表(関連論文のまとめやブックレビュー、コンテンツ紹介といった形)


取り上げる作品は主に下記のアンソロジーより選ぶ。
①『中国現代文学珠玉選1、2、3』、丸山昇(監修)、芦田肇・佐藤俊彦・白水紀子(主編)、二玄社、2000年。
②『現代中国短編集』、藤井省三(編集)、平凡社、1998年。
③『透明な人参 莫言珠玉集』、莫言(著)、藤井省三(訳)、朝日出版社、2013年。
④『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』ケン・リュウ(編集)、ハヤカワ文庫、2019年。
上記の他に長編作品の抄訳を読むこともある。
事前・事後学修の内容 日常の予習においては、事前に配布された資料等により内容を確認しておくこと。
復習においては、不明な箇所がないかどうかを確認しておくこと。
授業中に指示・紹介する図書を積極的に読み進めること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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