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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 医学部看護学科 ・母子看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
助産師課程4年生
選択・必修 選択必修
授業科目名 助産学実習Ⅱ
じょさんがくじっしゅうⅡ
Practicum in Midwifery Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MIDW-3401-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 安積陽子(医学部看護学科)、齋藤真希(医学部看護学科)、近藤桃子(医学部看護学科)、高橋恭子(医学部看護学科)、

ASAKA Yoko, SAITO Kyoko, KONDO Momoko, TAKAHASHI Kyoko

実務経験のある教員 看護師・助産師として臨床(産科病棟など)での実務経験があり、助産学実習Ⅱで教授する基礎的知識・技術を備え、学生の看護実践を指導するための能力をもっている。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 助産に関する基礎的知識を用いて継続事例の妊娠期から産褥期・新生児期の助産診断を行い、継続的、かつ、個別的な助産技術を実施できる能力を養う。
学修の目的 助産に関する基礎的知識を用いて継続事例の妊娠期から産褥期・新生児期の助産診断を行い、継続的、かつ、個別的な助産技術を実施できるようになる。
学修の到達目標 1.妊娠期
1)妊婦の健康診査を実施できる。
2)妊婦の観察を適切に行える。
3)妊娠経過・健康生活に関する助産診断ができる。
4)妊婦の妊娠各期の特性を理解し、個別性に応じた助産計画が立案できる。
5)妊婦の状態に応じたケアを実施し、評価できる。
2.分娩期
1)産婦の健康診査を実施できる。
2)産婦の観察を適切に、適時に判断し、実施できる。
3)分娩経過・健康生活に関する助産診断ができる。
4)分娩進行状態を把握し、分娩予測を適切に行える。
5)産婦の状態、および、個別性に応じた助産計画を立案できる。
6)産婦の状態、および、個別性に応じた日常生活のケア、および、産痛緩和ケアを実施できる。
7)産婦とその家族のバースプランを尊重して分娩介助に臨める。
8)産婦とその家族に配慮した行動がとれる。
9)分娩介助手順に則って、産婦の状態にあわせて安全に分娩を介助できる。
10)実施した分娩介助を産婦の反応をもとに客観的に評価できる。
3.産褥・新生児期
1)褥婦・新生児の健康診査を実施できる。
2)褥婦・新生児の妊娠・分娩経過をふまえた経過・健康生活に関する助産診断ができる。
3)褥婦・新生児の状態、および、個別性に応じた助産計画を立案できる。
4)褥婦・新生児の状態に応じたケアを実施し、評価できる。
5)褥婦の入院中の経過を把握・アセスメントし、産褥・生後1か月までの経過を予測できる。
6)産褥・生後1か月の褥婦・新生児の状態をアセスメントし、今後の経過を予測できる。
7)退院後の生活(家族の状況、サポート状況を含む)をふまえた個別性に応じた保健指導を実施できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
 地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

感じる力20%,考える力40%,生きる力10%,コミュニケーション力30%

成績評価方法と基準 知識・技術・態度、出席状況、実習記録の内容・提出状況について、実習要項の評価表をもとに総合的に評価する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 学生による授業評価、学生との面談をもとに教授・指導方法を検討し、改善する。
教科書 助産学講座:2.母子の基礎科学、3.母子の健康科学、4.母子の心理・社会学、5.助産診断・技術学Ⅰ、6・7・8.助産診断・\技術学Ⅱ
最新産科学 正常編・異常編 文光堂
病気がみえる Vol.10 産科 第4版 MEDIC MEDIA
実践マタニティ診断 第4版 医学書院
マタニティ診断ガイドブック 第5版 医学書院
正常分娩の助産術 医学書院
根拠と事故防止からみた母性看護技術 医学書院
参考書 助産師のためのフィジカルイグザミネーション 医学書院
母乳育児スタンダード 第2版 医学書院
快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン 金原出版
写真でわかる母性看護技術 インターメディカ
今日の助産 第3版 南江堂
周産期ケアマニュアル サイオ出版
オフィスアワー
受講要件 助産師課程4年生、助産論Ⅰ、助産診断学Ⅰ・Ⅱを履修済であること。
予め履修が望ましい科目 母性看護学Ⅰ、母性看護学Ⅱ、母性看護学実習、助産論Ⅰ、助産診断学Ⅰ、助産診断学Ⅱ、助産学実習Ⅰ
発展科目 助産学実習Ⅲ、統合実習Ⅰ(母性看護・助産学)、統合実習Ⅱ(母性看護・助産学)、助産論Ⅱ
その他 主体的・能動的に実習に臨んでください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 助産ケア
Key Word(s) Midwifery care
学修内容 1.妊娠期の助産診断、継続事例妊婦の健康診査と保健指導
妊婦健康診査、診察介助、保健指導
2.継続事例産婦の入院から分娩後2時間までの観察・ケアの実施、分娩期の助産診断、
3. 入院時問診、分娩1~4期の観察・ケア(日常生活、産痛緩和)
4.継続事例褥婦・新生児の産褥期・新生児期(産褥・生後1か月健診まで)の健康診査と観察・ケアの実施、産褥・新生児期の助産診断
1)褥婦の健康診査、観察・ケアの実施
 (1)退行性変化の観察・ケア
 (2)進行性変化の観察・ケア(母乳育児支援)
 (3)保健指導(退院指導、沐浴指導)
2)新生児の健康診査、観察・ケア
 (1)新生児の胎外生活適応過程、生理的変化の観察、正常経過を促進するケア
 (2)新生児の検査 先天性代謝異常検査・聴力検査

※その他の詳細は, 助産学実習Ⅱ実習要項参照
事前・事後学修の内容 助産論Ⅰ、助産診断学Ⅰ、助産診断学Ⅱ、助産技術学Ⅰ、助産技術学Ⅱ、助産学実習Ⅰの講義・演習・実習の資料、課題・自己学習レポートをもとに復習を繰り返し行ってください。その上で、正確な知識を身につけ、確実な技術を習得して実習に臨む準備を整えてください。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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