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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・農業生物学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 農業生産工程管理学概論 | |
のうぎょうせいさんこうていかんりがくがいろん | ||
Introduction to Good Agricultural Practices | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-3141-010
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期集中 夏季休暇中に実施します. 2023年9月4,5,6日の3日間実施予定.9月5日または9月6日に附属農場で実地見学・授業あり. |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源校舎 9月4日,9月5日,9月6日の予定.このうち,9月5日または9月6日は,附属農場で実地見学・授業あり. | |
担当教員 | 〇長屋祐一,奥田均(生物資源学部) | |
〇NAGAYA,Yuichi,OKUDA,Hitoshi | ||
実務経験のある教員 | 長屋と奥田は,日本GAP協会のJGAPおよびASIAGAP審査員資格を保持している.日本および国際規格のGAP認証の審査業務を認証機関に行っています.審査実務(経験)を生かして講義します. | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=17922 授業は 2023年9月4日(月)午前10時から 208教室 対面です * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 農産物の安全性,適切な生産方法について,適切な農業生産工程管理と関連する食品安全,労働安全,環境保全,人権,農場経営について学ぶ.これらの管理手順として農業生産工程管理について議論する. この講義は,三重大学の教育目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」を身に付けるため,生物資源学部のDPである(2)専門的な基礎知識と(3)科学的で論理的な思考を展開する力の修得を目指します. |
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学修の目的 | 農業生産工程管理学概論は,安全な農産物の生産,環境に配慮した農業,農業従事者の労働安全と人権尊重,法蓮順守などの観点から,農業生産の工程管理を評価し,持続的に実行可能な仕組みを概説する講義です.この講義に参加する学生は,GAP(Good Agricultural Practice)の多様な基準(GGAP,JGAP,ASIAGAP,GHなど)を理解することで, GAPを構成する「管理点」「適合基準」について自ら考察できることを目的とする.そのために, GAP取得した団体に出向き,圃場および農産物取扱い施設,GAP基準を満たす農場ルールの説明を聞き取り,GAPの運営を知る. |
学修の到達目標 | 農業生産工程学概論は,GAPの原理と運用を基本的な理解を身に付ける.そのために,以下の学修到達目標を設定する. (知識)GAPの認証に必要な情報の入手方法,管理点を満たす帳票類の整備と農場ルールについて理解できる. (態度)グループワークなどの討論を通じて,自分の意見をまとめて発言する.同時に,他の受講生の意見を認め,取り込み,さらに展開することとで,内容を深化させることができる. (技能)講義への参加を通じて,GAPに関する議論を展開できる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート(50%)と試験(50%) 知識:GAPに関連した知識は,試験によって,確認します. 態度と技能:グループワークや事前事後学習によって得た態度と技能について,レポートの内容によって確認します.以上の評価基準をもとに60%以上で単位が取得できます. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | 毎回の振返りや授業アンケート結果を参考に,改善する.グループワークなども活用する. |
教科書 | とくになし |
参考書 | 資料等は適宜配布.次のWebページが参考となります. GFSI https://mygfsi.com/ GGAP https://www.ggap.jp/?page_id=35 日本GAP協会 http://jgap.jp/index.html 日本生産者GAP協会 https://www.fagap.or.jp/index.html |
オフィスアワー | 長屋@金曜日の12時から13時.(360室) |
受講要件 | 学生教育研究災害障害保健の加入(実験・実習時と同じもので良い) |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 農業生産工程管理,管理点と管理基準 |
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Key Word(s) | Good Agricultural Practice, Control Point and Compliance Criteria |
学修内容 | 第1回:農業と環境,農業従事者と労働安全,人権尊重などからGAPの成り立ちを説明. 第2回:GAPに必要な危害分析と重要な管理点の設定(HACCPの導入) 第3回:GFSI(Global Food Safety Initiative)ベンチマーキング要求事項 第4回:生産工程図,リスク検討,リスク評価の方法 第5回:帳票類の作成方法. 第6回:農場ルールの作成I(経営:農場の見える化,経営者の責任,計画,実績評価,食品安全における前提プログラムとリスク管理,食品防御,供給者の管理,検査,苦情・異常・ルール違反の対応,トレーサビリティ) 第7回:農場ルールの作成II(教育訓練,労務管理,衛生管理,労働安全管理と事故発生時の対応,土の管理,水の利用と廃水管理,交差汚染防止,機械・設備などの管理,エネルギー等の管理と地球温暖化防止,廃棄物の管理,周辺環境への配慮,地域社会との共生,生物多様性の配慮)リスク評価の流れⅠ(圃場と施設のリスク評価図) 第8回:農場ルールの作成III(種苗・農薬・肥料等の管理) 第9回:関連法令 第10回:現場視察I(圃場) 第11回:現場視察II(取扱施設・倉庫・農薬・肥料・機械) 第12回:現場視察III(農場ルール,帳票類の確認,作業の聞き取り) 第13回:ワークショップ(GAPの運用について) 第14回:ワークショップ(GAPの長所,短所) 第15回:GGAP,JGAP,ASIAGAP,GH の認証比較 定期試験 |
事前・事後学修の内容 | 集中講義は3日間で行います.事前に十分なスケジュールで予習してください.また,事後については,当日中にできるだけ復習し,その後,規定の時間まで,復習を続けてください. 第1回から第5回 事前に指示する資料および 参考書にあるWebページの該当部分を予習する(600分).授業の内容を振返り復習する(600分) 第6回から第9回 事前に指示する資料および 参考書にあるWebページの該当部分を予習する(480分).授業の内容を振返り復習する(480分) 第10回から第15回 事前に指示する資料および 参考書にあるWebページの該当部分を予習する(720分).授業の内容を振返り復習する(720分) |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |