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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 日本の文学L | |
にほんのぶんがく える | ||
Japanese Literature L | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 開 信介(人文学部) | |
HIRAKI, Shinsuke | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 物語論(ナラトロジー)は、小説のテクストを作者とは異なる語り手による「語り」と捉える。このような発想に基づく「語り」論は、小説の表現機構を明らめることに大きく寄与してきた。構造主義詩学に端を発し、ジェラール・ジュネットによって大成された「語り」論は、1970年代以降の日本近代文学研究においても盛んに受容され、今日では基礎的な方法論のひとつとなっている。本講義では、様々な日本近代文学のテクストを取り上げながら「語り」論の体系を具体的に解説し、文学テクストの読みの精度を向上させることを目的とする。 |
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学修の目的 | 「語り」論について体系的知識を得る。 日本近代文学研究の基礎的方法論を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 「語り」論について体系的知識を得る。 日本近代文学研究の基礎的方法論を学ぶ。 「語り」論を用いて文学テクストを分析できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小レポート30%、期末レポート70%。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | Moodleで資料を適宜配布する。 本講義で扱う作品はすべて青空文庫で通読可能、事前に必ず読んでおくこと。 |
参考書 | ジェラール・ジュネット『物語のディスクール』花輪光・和泉涼一訳(水声社、1985)、土方洋一『物語のレッスン』 (青蕑舎、2010)、菅原克也『小説のしくみ』(東京大学出版会、2017) |
オフィスアワー | メール(s.hiraki@human.mie-u.ac.jp)にて随時対応。 |
受講要件 | 特に無し。 |
予め履修が望ましい科目 | 特に無し。 |
発展科目 | 特に無し。 |
その他 | 私語は厳禁。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16075 |
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キーワード | 日本近代小説の語り |
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Key Word(s) | Narratology of Modern Japanese Novels |
学修内容 | 第1回 ガイダンス 第2~4回 物語内容、物語言説、物語行為(太宰治『お伽草紙』) 第3~5回 語り手と語りの場(永井荷風『濹東綺譚』) 第6~8回 語りの視点―焦点化(芥川龍之介『藪の中』、同『偸盗』) 第9~11回 テクストの声(森鴎外『山椒大夫』) 第12~14回 語りと時間(森鷗外『ぢいさんばあさん』、夏目漱石『坊つちやん』) 第15回 まとめ |
事前・事後学修の内容 | 毎回、取りあげる作品を事前に必ず読んでくること。 事後には、講義を通じて得た知識・考え方についてまとめておくこと。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |