三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 種苗生産技術論
しゅびょうせいさんぎじゅつろん
Seed Production Technology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-7591-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 松田 浩一(附帯施設水産実験所・生物資源学研究科),筒井 直昭(生物資源学研究科)

MATSUDA, Hirokazu, TSUTSUI, Naoaki

実務経験のある教員 担当する松田浩一教授、筒井直昭教授ともに公設研究所での勤務経験を有する。松田浩一:三重県水産研究所、筒井直昭:国立研究開発法人国際農林水産業研究センター。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水産業は世界中の人々に食料、雇用、レクリエーションなど、様々なサービスの源を提供している。 中でも養殖業は、ほとんどの天然資源が十分にまたは過剰に利用されている昨今の状況の下、食料生産産業として急速に発展しており、その重要性は今後も増大していくと考えられる。
講義では、養殖や種苗生産に関連する生理学、生化学、分子生物学などの研究手法、およびそれらが用いられている最近の知見を紹介し、議論することにより理解を深める。
学修の目的 海洋生物資源の管理や増養殖に関連する様々な研究事例を理解し、手法や考え方を自身の研究活動に活用できるようになる。発表技術の習得や、その後の討論による理解の深化にもつなげることができる。
学修の到達目標 様々な対象種で水産増養殖研究を行うための課題設定、研究計画の立案から遂行までを行う能力を習得する。
(知識)
多様な水圏生物それぞれに対応した増養殖や資源管理に関連する研究手法や結果を詳細に理解し、説明できる。
(態度)
それぞれの研究例が、最終的にどのように水産資源の増殖や管理につながるかを意識し、議論できる。
(技能)
研究手法を応用したり、問題点を指摘したうえで改善したりできる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 知識、態度、技術はいずれも与えられた課題についての理解度、プレゼンテーション能力、討論への取り組み態度などをもとに評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業改善の工夫
教科書 適宜資料を配布する。
参考書
オフィスアワー 講義時に周知する
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水産増養殖、種苗生産、有用水圏生物
Key Word(s) Aquaculture, Seed production, Aquatic Animals
学修内容 下記の内容に関する文献や専門書を読み、解説する。
内容の順番は前後する場合がある他、受講者の要請に応じて変更する場合もある。

1.水産重要種の資源管理
2.水産重要種の資源調査の手法と実際-1
3.水産重要種の資源調査の手法と実際-2
4.水産重要種の呼吸・循環
5.水産重要種の体液調節
6.水産重要種の消化・吸収機構
7.水産重要種の栄養代謝機構
8.水産重要種の成長の制御機構
9.水産重要種の生殖の制御機構-1
10.水産重要種の生殖の制御機構-2
10.種苗生産技術の研究の歴史と現状(魚類)
11.種苗生産技術の研究の歴史と現状(無脊椎動物等)
12.餌料生物の培養と活用(植物プランクトン)
13.餌料生物の培養と活用(動物プランクトン)
14.養殖手法の発展(Clear water RAS System)
15.養殖手法の発展(Biofloc System)
事前・事後学修の内容 以下の内容に関連する論文精読や発表資料作成などで、予習と復習が合計240分必要となる。
毎回の討論の内容をまとめたレポートの提出も必要となる。
1.水産重要種の資源管理
2.水産重要種の資源調査の手法と実際-1
3.水産重要種の資源調査の手法と実際-2
4.水産重要種の呼吸・循環
5.水産重要種の体液調節
6.水産重要種の消化・吸収機構
7.水産重要種の栄養代謝機構
8.水産重要種の成長の制御機構
9.水産重要種の生殖の制御機構-1
10.水産重要種の生殖の制御機構-2
10.種苗生産技術の研究の歴史と現状(魚類)
11.種苗生産技術の研究の歴史と現状(無脊椎動物等)
12.餌料生物の培養と活用(植物プランクトン)
13.餌料生物の培養と活用(動物プランクトン)
14.養殖手法の発展(Clear water RAS System)
15.養殖手法の発展(Biofloc System)
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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