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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 量子力学II | |
りょうしりきがくII | ||
Quantum Mechanics II | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-EMAT-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 中村 浩次(工学研究科電気電子工学専攻) | |
NAKAMURA, Kohji | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 「量子力学I」の一粒子系の量子力学に引き続き、行列表示を用いて量子力学の体系を復習する。引き続き、量子力学的問題の解法である摂動論と変分法を用いた近似法、電子スピンの導入、多粒子系の量子力学として角運動量とその合成による元素の周期律表の成り立ちと電子系と光の相互作用を通した光の放出・吸収について学習する。 |
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学修の目的 | 量子力学の基本法則と多粒子系における量子力学の基本的な問題について学習する。以下の項目を理解するが本講義の目的である。①行列表示を用いた量子力学の体系、②摂動論と変分法による近似解法、③電子のスピン、④多粒子系の波動関数 ⑤原子と角運動量、⑥光子とその放出・吸収。 |
学修の到達目標 | 量子力学の基本法則と多粒子系における量子力学の基本的な問題の解法を身につけ、電子デバイスの原理、電子材料の物理的性質、デバイス設計に対する基礎的知識を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 確認テストやレポート等(30%)と期末試験(70%)で評価する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 講義は教科書に沿って行う。講義中の演習を通して学生自らが問題を解決する能力を養うようにする。 |
教科書 | 量子力学II(小出昭一郎著、裳華房出版) 量子力学I(小出昭一郎著、裳華房出版) |
参考書 | |
オフィスアワー | 毎週金曜日12:00-12:50、場所:第二合同棟6402号室 電子メール:nakamura.kohji@mie-u.ac.jp(訪問予定をE-mailで尋ねてください。) |
受講要件 | 量子力学Iを履修済みであること |
予め履修が望ましい科目 | 基礎線形代数学I&II、基礎微分積分学I&II、基礎物理学I&II&IIA、常微分方程式、ベクトル解析、フーリエ解析と偏微分方程式、複素関数論 |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 行列と状態ベクトル、摂動論と変分法、電子のスピン、多粒子系の波動関数 原子と角運動量、光子とその放出・吸収。 |
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Key Word(s) | perturbation and variational methods, electron spin, many-body wave functions, atoms and angular momentum, photon emission and absorption |
学修内容 | 第1回:量子力学Iの復習(波動関数と物理量) 第2回:行列と状態ベクトル(3次元ベクトル、n次元複素ベクトル空間) 第3回:行列と状態ベクトル(無限次元のベクトルとしての関数、状態ベクトル) 第4回:行列と状態ベクトル(行列表示の具体例、可換性と同時観測可能性、行列対角化の例 第5回:行列と状態ベクトル(シュレーディンガー表示とハイゼンベルク表示) 第6回:摂動論と変分法(摂動論) 第7回:摂動論と変分法(変分法) 第8回:電子のスピン(スピン角運動量) 第9回:電子のスピン(スピン軌道関数、スピン軌道相互作用) 第10回:多粒子系の波動関数(多粒子系のシュレーディンガー方程式) 第11回:多粒子系の波動関数(多粒子系のシュレーディンガー方程式) 第12回:原子と角運動量(元素の周期律と角運動量) 第13回:原子と角運動量(電子配置) 第14回:光子とその放出・吸収(電磁波の古典論、光子) 第15回:光子とその放出・吸収(電子系と光の相互作用) 第16回:期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 各回で関係する内容について事前・事後学習内容を示す。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |