三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 道徳教育論
どうとくきょういくろん
Moral Education
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 井上 兼一(非常勤講師)

INOUE, Kenichi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  学校において展開される道徳教育について、その基本となる理論を修得し、実践における基本的指導法を理解する。道徳に関する諸概念の検討、道徳教育の理論や実践の歴史などを踏まえて、教育現場が直面している道徳的課題の把握と解決策について主体的に考える。
学修の目的  教育現場における道徳教育の意義や課題について、正しく理解することができる。新しい学習指導要領において、道徳は教育課程に「特別の教科 道徳」という領域として位置づけられた。これまでの道徳教育をふまえ、新しい道徳教育ではどのような指導や授業展開、評価が求められているのか基本的知識を習得することができる。さらにそれらの事項について説明することができる。
学修の到達目標  学校の道徳教育について、その基本となる理論を修得し、実践における基本的指導法を理解する。道徳に関する諸概念の理解、道徳教育の理論や実践の歴史などを踏まえて、教育現場が直面している道徳的課題の把握と解決策について主体的に考える。
 現行の学習指導要領について、教育課程に「特別の教科 道徳」が位置づけられている。新しい道徳教育において、児童生徒が多様な価値を認め合い、他者との対話を通じて道徳的諸価値について深く学び、さらに道徳的行為を行うための意欲や態度を育むことが求められている。それらを実現するために、どのような指導や授業が実施可能であるか、受講生は基本事項を習得し、また説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業後の振り返り(50%)とレポート課題(50%)で最終評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 貝塚茂樹『新時代の道徳教育:「考え、議論する」ための15章』ミネルヴァ書房、令和2年
参考書 文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』平成29年3月告示
文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』平成29年3月告示
貝塚茂樹・関根明伸編『道徳教育を学ぶための重要項目100』教育出版 、平成28年
鈴木由美子・宮里智恵編『やさしい道徳授業のつくり方 改訂版』溪水社、令和元年
オフィスアワー
受講要件 人文学部の教職課程履修者であること
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 教職にかかる重要な科目です。受講生は真剣に取り組んでください。
飲食、スマートフォンなどの使用など、授業と無関係のことをしている学生については受講を制限することがあります。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 道徳教育の歴史、道徳教育の全領域主義、道徳性発達理論、宗教的情操教育
Key Word(s) History of Moral Education
Moral Education through all the Activities in School
Theory of Moral Development
Education of Religious Sentiments
学修内容 1、はじめに(履修にあたって)
2、道徳、道徳教育とは
3、道徳教育の歴史(1)-戦前における修身教育の展開-
4、道徳教育の歴史(2)-戦後における「道徳の時間」の特設-
5、教育課程における道徳の位置づけ-領域論-
6、学習指導要領の改訂と道徳
7、「道徳の時間」から「特別の教科 道徳」へ
8、道徳性の発達理論
9、道徳の指導計画および指導案
10、小学校における教育実践
11、中学校における教育実践
12、道徳教材・資料の活用
13、考える道徳、議論する道徳
14、海外における道徳教育事情
15、現代における道徳教育の諸問題
16、総括・試験
事前・事後学修の内容 授業で扱う内容や紹介する文献について、主体的に読み深め、自ら理解する。
日頃から道徳に関する諸問題に関心をもち、その解決にどのような手立てが考えられるか、常に意識するよう心がける。
教育改革の方針や『学習指導要領』の改訂など、政府・文部科学省の動向にも注目し、日頃から新聞などを読むように努めてもらいたい。
事前学習について、各回に関連する資料や文献に目を通すように指示します。受講後には振り返りを行い、学修内容について理解を深めるよう努めてください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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