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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 工学部電気電子コース及び物理工学科固体物理学Ⅱ振り替え科目 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 物性物理学Ⅱ | |
ぶっせいぶつりがくⅡ | ||
Solid State Physics Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EN-PHYS-3
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 佐野和博(工学部電気電子コース・物理工学科) | |
Kazuhiro Sano | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 固体に関連する物理現象を物理学の基本原理から理解できることを学ぶことが目的である。概要は固体(結晶)について、その電気的、磁気的性質、および結晶中の電子の振る舞いを統計力学及び量子力学に基づいて考察する。 |
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学修の目的 | 物理学の基本原理に基づき固体(結晶)が示す物理現象を理解することができる。 |
学修の到達目標 | 誘電体や固体の分極現象、固体の磁性について基本原理から理解することにより、マクロな物質の物理的性質について深い理解を得ること。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回の授業終了後に課す簡単なその日の授業内容まとめレポート30%及び複数回課す学習内容に応じたレポート70% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | レポートの出来具合を見ながら、学習内容に工夫を凝らしたい。アンケート結果は次年度の講義に生かす |
教科書 | 教科書:黒沢達美「物性論」(改訂版)(裳華房) |
参考書 | 参考書:キッテル「固体物理学入門」上下(宇野他訳、丸善) |
オフィスアワー | 毎週木曜日13:30〜14:30, 場所第2合同棟4階データ処理室、連絡窓口:内海 裕洋先生 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 熱力学(基礎物理学IIIA)、統計力学、物性物理学Ⅰ |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 物質の電気的性質、物質の磁気的性質、結晶中の電子の運動、 金属と絶縁体 |
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Key Word(s) | Electrical properties of solids, magnetic properties of solids, electron motion in crystals, metals and insulators |
学修内容 | 第1回 物質の電気的性質とプラズマ振動 第2回 物質の分極と誘電体 第3回 局所電場とClausius-Mossottiの式 第4回 誘電分散 第5回 金属の光学的性質 第6回 磁気モーメントの起源 第7回 常磁性とキュリーの法則 第8回 パウリ常磁性(金属が示す常磁性) 第9回 磁気共鳴の原理 第10回 強磁性とWeissの理論 第11回 交換相互作用、強誘電体 第12回 結晶中の電子の運動 第13回 1次元周期的ポテンシャル中の電子とバンド 第14回 金属中電子の有効質量とブリユアン域 第15回 バンド理論から見た金属と絶縁体 |
事前・事後学修の内容 | テキストに使用している黒沢達美「物性論」は物性物理学の平易な教科書となっている。参考書の Kittle固体物理学入門(上下)が固体物理学全般にわたって解説してあり大変参考になる。 これらを使って事前・事後学修に役立てると良いであろう。物理学は一回学んだだけでは、その内容を自分のものにすることは難しいが、何回も何回も繰り返し学習することにより徐々に理解が深まるものである。 教科書や参考書も一度読んだだけで本当に自分のものとして理解することは困難であるが、繰り返し読むことにより何を意味しているのか分かってくるので、その手間を惜しんではいけない。その点からも事前・事後学修は重要である。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |