三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 【遠隔】トライボロジー
とらいぼろじー
Tribology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 中村 裕一(工学部)

NAKAMURA, Yuichi

実務経験のある教員 研究もトライボロジー関係,数十年この講義を担当

SDGsの目標
連絡事項 教科書を生協で注文のこと.資料を配布予定
オンライン授業でのレポート提出はプリンタ複合機のスキャナーをぜひ使ってほしい.

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 機械はその構成要素の相対運動により機能を発揮するが,トライボロジー(摩擦学)とはその相対面間の摩擦,摩耗,潤滑に関する学問であり,この講義では機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学することをねらいとする
学修の目的 摩擦,摩耗を少なくし潤滑理論を取り入れた機械の設計および機械で摩擦,摩耗の問題が起こったときその現象を理解し解決する方針を立てる能力を身につける.
学修の到達目標 機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学する
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
 工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
○機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
 デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
○実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
○自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験80%,2回の提出レポート(小テストに相当)および授業中の態度(レポートは期限内で不備のない場合のみ満点)の合計を20%,計100%(全回出席が前提).オンライン授業で定期試験がない場合は授業での小テスト,レポート点の比重が多くなる.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 授業中の質疑,レポートなどから理解度を判定し,理解が不十分な点については補足説明する.
教科書 よくわかるトライボロジー(村木正芳,東京電機大学出版局)資料およびビデオ(ただし教科書にない内容,とばす箇所もあるのでノートをしっかりとること).生協で資料も添付する場合があるので購入のこと
参考書 トライボロジー入門(岡本純三他2名,幸書房),トライボロジー(山本・兼田,理工学社),トライボロジー辞典(日本トライボロジー学会編,養賢堂), 自動車のトライボロジー(自動車技術会編,養賢堂)
オフィスアワー 質問には第2合同棟(物理棟)4階6406室で対応する.電子メールによる質問も可,E-mail: nakamura.yuichi@mie-u.ac.jp
受講要件 機械関係の基礎科目を履修しておくこと
予め履修が望ましい科目 機械設計および製図基礎,機械設計製図,流体力学,材料力学,
機械加工学
発展科目 トライボロジー特論(大学院授業)
その他 教科書は初回授業までに生協で購入しておくこと.

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 機械,摩擦,摩耗,潤滑
Key Word(s) machine, wear, friction, lubrication
学修内容 第1回 トライボロジー(摩擦学)とは?
第2回 固体表面・接触とヘルツの接触理論
第3回 摩擦
第4回 境界潤滑
第5回 摩耗
第6回 粘性
第7回 潤滑油
第8回 グリースと固体潤滑剤
第9回 トライボロジーの基礎に関するビデオ
第10回 流体潤滑理論
第11回 すべり軸受の流体潤滑理論
第12回 弾性流体潤滑理論
第13回 トラクションドライブ
第14回 家電,情報機器のトライボロジー
第15回 自動車のトライボロジー
第16回 定期試験あるいは小テスト
事前・事後学修の内容 授業のはじめに前回授業の要点を先生が質問するので答えられるように復習する.
また復習のための問題を出題して,当てた人に黒板に答えを書いてもらうので各自答え合わせをする.
Moodleに予習のためのノートを毎週授業前に載せるので手書きでノートを取ること.
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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