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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 この科目は練習船の乗船しての2年生の実習科目である. 3年に予定されている陸海空環境科学実習はこの科目を履修していることを前提すること,インターンシップの要素を含んだ実習であることから,必修科目ではないが,履修することを強く勧める. |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 海洋地球科学乗船実習 | |
かいようちきゅうかがくじょうせんじっしゅう | ||
Practice in oceanograhpy and earth sciences | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3144-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
その他(学習要項・履修要項等を参照してください) |
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開講時間 |
練習船の運航計画によって実施時期が異なる。また、コロナウィルス感染症の流行状況によっても運航計画が変わる可能性がある。 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 勢水丸 | |
担当教員 | 前川陽一,中村亨,〇山田 二久次 | |
MAEKAWA, Yoichi NAKAMURA, Toru 〇YAMADA, Fukuji | ||
実務経験のある教員 | 前川陽一船長:船の運航の実務 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 本シラバスの記載情報は,コロナがある程度終息していることを前提としている.コロナの状態が現状よりも悪くなった場合は,現場に出ての海洋実習は実施せず,代替措置を取る. * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | この実習では、勢水丸に乗船し、船内生活、海洋調査を体験しながら、私たちに身近な伊勢湾の現状を把握する「三重を知る」実習となります。そのため、観測データを基に実際の海洋環境がどのようになっているかを考察します。 (育てたい資質や能力)この実習を通じて、海洋観測機器の操作法の習得、チームで連携すること、主体的に取り組むこと、現場の環境の把握、データからの推論、等の重要性を認識できる資質や能力を身につけることを目指します。 (DP、CPとの関連)この実習は、三重大学の目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身につけるため、生物資源学部のDPである(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することの習得を目指します。 |
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学修の目的 | 私たちに身近な伊勢湾の現状を知ることは、社会で求められているSDGsのような持続可能な社会の実現から重要です。それに加えて、海洋観測のためのスキルは環境、水産関連の機関、会社で実施されている調査を行う際の基本的な能力です。よって、この実習では海洋についての基本的知識と海洋観測スキルを身につけることを学修の目的とします。 |
学修の到達目標 | 海洋観測に関連する基礎的な能力を身につけることができます。観測作業やグループ学習、発表を通じて主体性と協調性が養われます。レポート作成を通じて、論理的思考力、文章作成能力等が身につきます。そのために、以下の学修到達目標を設定します。 (知識) 実際のデータを取得、利用することにより、伊勢湾の環境に関する基礎的知識の習得とその応用ができます。 (態度) グループ作業を通じて、お互いの意見に対する理解とさらなる内容の深化につながります。 (技能) 調査遂行能力(観測計画作成、機器測定原理、観測スキル等)を習得することができます。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 観測計画20%、プレゼンテーション20%、レポート60%で評価します。レポートは、伊勢湾に関するレビュー、海洋調査の内容、観測結果の解釈で構成されるものとし、評価の割合はそれぞれ20%(合計60%)とします。また、合計60%以上を合格とします。 (知識) レポートの伊勢湾に関するレビュー(20%)と観測結果の解釈(20%)から、既存の基礎的知識の習得と現場への応用を評価します。 (態度) プレゼンテーションの内容(20%)から、グループ活動を評価します。 (技能) 提出された観測計画(20%)とレポートの海洋調査の内容(20%)から評価します。 |
授業の方法 | 実習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 教科書は使用しないが、必要資料等をmoodleで提供 |
参考書 | 気象庁「海洋観測指針」 |
オフィスアワー | 401室で随時対応する。事前にメール(fyamada@bio.)しておくことが望ましい。 |
受講要件 | フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること |
予め履修が望ましい科目 | ローカル気象学,海事概論 |
発展科目 | グローバル気象学,海事概論,大気海洋科学 |
その他 | インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用) |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13477 |
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キーワード | 伊勢湾、海洋観測、グループワーク |
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Key Word(s) | Ise Bay, Oceanographic observation, Group work |
学修内容 | 乗船前 1.ガイダンス(実習参加についての諸注意、海洋調査の概要紹介等) 講義形式:2時間 2.観測計画の作成(観測点の決定、タイムテーブル、作業分担等) 学生作業:4時間 乗船中(下記内容について、最短でも合計12時間) 3.船内生活についての諸注意 4.安全教育 5.船内設備や観測機器の紹介と説明 6.CTDを用いた水温,塩分,密度観測 7.透明度、表層水温、水色等の観測 8.海上気象観測 9.流速観測 10.観測結果を振り返った海洋環境についての解説 11.データ、解析方法等のの説明 下船後 12.プレゼンテーションおよびレポートの説明についてのガイダンス 講義形式:1時間 13.プレゼンテーションファイル作成 14.プレゼンテーションファイルの確認と修正 学生作業:24時間 15.プレゼンテーションの実施(発表会) 講義形式:2時間 レポート作成(成績評価) |
事前・事後学修の内容 | 海洋観測に関連する事項(船の安全に関する注意事項、伊勢湾の環境に関する資料、海洋観測を仕事とする機関や会社の資料、等)はmoodleで提示し、観測計画作成やプレゼンテーション資料作成の参考とする。学生の事前・事後学修の内容および時間については学修内容を参照。 |
事前学修の時間: 事後学修の時間: |