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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科/総合工学科電気電子工学コース ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | ベクトル解析及び演習(2018年以前入学者用) | |
べくとるかいせきおよびえんしゅう(2018ねんいぜんにゅうがくしゃよう) | ||
Vector Analysis and Excercise (for students enrolled before 2018) | ||
単位数 | 1.5 単位 | |
ナンバリングコード | EN-ELEC-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 工学部28番教室(予定:時間割を確認して下さい) | |
担当教員 | 佐藤 英樹(工学研究科電気電子工学専攻) | |
SATO, Hideki | ||
電話:059-231-9404 電子メール:sato@elec.mie-u.ac.jp |
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実務経験のある教員 | 【教員名】 佐藤 英樹 【実務経験】半導体製造装置・真空機器メーカーにおいて開発業務に従事 【講義内容との関連性】実務経験より得た知識,技術等を活かして,ベクトル解析の知識の実務への活用法に関する指導を行う。 |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 工学や自然科学の多くの分野において,その現象を記述したり考察するのにベクトルは必要不可欠である。ここではベクトル解析の基礎を,数学的厳密さよりも使う立場を重視し,特に電気電子工学への応用に主眼をおいて学習する。 |
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学修の目的 | ベクトルの基本的な演算,ベクトルの微分積分の演算が理解できるようになる。そして専門科目,とりわけ電磁気学においてベクトル解析がどのように利用されているかを理解する。 |
学修の到達目標 | 以下の知識,能力を身につけることを目的とする。 「多面的な思考能力と素養」 ・授業内容および提出課題などの自主学習を通し,ベクトル解析は電磁気学現象などの自然現象を理解するのに不可欠な知識であること,またこれが工学のさまざまな場面で応用されていることが理解できる。 「基礎知識と専門知識」 ・ベクトルの内積と外積の計算ができる。 ・ベクトルの微分と偏微分が計算できる。 ・ベクトルの勾配,発散,回転の意味が理解できる。 ・ベクトルの線積分,面積分,体積分が計算できる。 ・円柱座標と極座標でのベクトルの取り扱い方が理解できる。 講義およびレポートにより,学習・教育目標:「多面的な思考能力と素養」,「基礎知識と専門知識」に関する能力を向上させる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | ◎原則として以下の基準に従い,成績判定します。 ・評価は,提出課題(10点),中間試験(30点),期末試験(60点)の総計100点で行い,総計点数/10を四捨五入して評点とし,評点6以上を合格とする。 ◎出席および提出課題の提出は単位修得の必要条件です。 ・講義,演習いずれかもしくは両方で,で欠席率が30%に達した場合は,原則として不合格とする。 ・提出課題の提出状況が悪い(提出課題の合計点が満点の半分以下)場合は,不合格となることがある。 |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業改善の工夫 | 講義の最終回に授業に関するアンケート調査を実施し, 学生諸君から出た要望をその後の講義に反映させている。 2014年度については,アンケート結果に基づき,教科書を変更した。 2016年度については提出課題の提出方法を改善,それ以降も随時改善を行っている。 開講期間中に授業について要望, 改善希望事項等があれば可能な限り対応するので連絡のこと。 |
教科書 | ベクトル解析(石原 繁, 裳華房) |
参考書 | ベクトル解析, 安達忠次(培風館) 理工系の数学入門コース 3 ベクトル解析, 戸田盛一 著(岩波書店) |
オフィスアワー | 毎週水曜日 17:50〜 電気電子工学科棟1112室 電子メールでも対応します(sato@elec.mie-u.ac.jp)。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎微分積分学I・II, 基礎線形代数学I・II, 基礎物理学Ⅰ, 基礎電磁気学及び演習 |
発展科目 | 解析力学, 電磁気学Ⅰ・Ⅱ及び演習, 量子力学Ⅰ・Ⅱ, 光・電磁波工学, 真空電子工学など |
その他 |
(1) 以下のような場合,その時点で不合格とすることがあります。 ・出席の代筆,他者の課題をコピーして提出するなどの不正行為 ・著しく受講態度が悪いと認められる場合(具体例:授業中にスマホ等で授業内容と無関係の動画を見ていた等) (2) 本授業では,Moodleを利用します。毎回授業の前後はMoodleの本授業のページをこまめにチェックしてください。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16366 |
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キーワード | ベクトル,スカラー,勾配,発散,回転,面積分,体積分,円柱座標,極座標,特殊関数 |
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Key Word(s) | Vector, Scalar, Gradient, Divergence, Rotation, Surface integral, Volume integral, Cylindrical coordinate system, Spherical coordinate system, Special functions |
学修内容 | 第1回 ベクトルの基本事項(内積,外積,単位ベクトル,方向余弦,面積ベクトル,正射影) 第2回 ベクトル解析概論 第3回 ベクトルの微分と積分(1)(ベクトル関数,接線ベクトル,導関数,微分公式,不定積分,定積分) 第4回 ベクトルの微分と積分(2)(多変数のベクトル関数の微分,曲線・運動,単位接線ベクトル) 第5回 スカラー場・ベクトル場(1)(スカラー場とは,ベクトル場とは,スカラーの勾配) 第6回 スカラー場・ベクトル場(2)(スカラーの方向微分係数,ベクトルの発散と回転,ポテンシャル) 第7回 中間試験 第8回 スカラー場・ベクトル場(3)(発散と回転の物理的意味) 第9回 線積分と面積分(1)(スカラー場の線積分,ベクトル場の線積分,線積分の法則) 第10回 線積分と面積分(2)(スカラー場の面積分,ベクトル場の面積分,立体角) 第11回 体積分,積分公式(ガウスの発散定理,ストークスの定理) 第12回 曲線座標(1)(曲線座標の考え方,円柱座標,円柱座標における勾配,発散,回転) 第13回 曲線座標(2)(極座標,極座標における勾配,発散,回転) 第14回 補足事項(スカラー三重積,ベクトル三重積,曲率・曲率半径) 第15回 物理学におけるベクトル解析の応用例 第16回 期末試験 |
事前・事後学修の内容 | 授業を受ける前には予習をするようにして下さい。 授業後に,適宜提出課題を課します。課題以外にも自主的に復習して下さい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |