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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 比較憲法論特講 | |
ひかくけんぽうろんとっこう | ||
Comparative Constitutional Law | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-PULA-4
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 内野 広大 | |
UCHINO, Kodai | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本特講では、憲法上の権利論の領域における日本国の憲法の現在の姿を、他国(イギリス)の憲法との対話を通じて見定めていく。具体的には、まず、日本語で書かれたイギリス憲法に関する体系書を読み、日本法とイギリス法の対応関係・差異について簡単に確認し、基本的知識を習得したのち、次に、受講者が興味関心を抱いたトピックについて英語で書かれた体系書を翻訳していくことにより、日本法とイギリス法の差異がどうして生じているのかを探究していく。このような検討・考察を、ほかならぬ「あなた」という実存の場を通じて憲法(constitution)が限定され創造されていくということが自覚される一助としたい。 なお、受講者の希望により、日本法の文献を精読していくことも考えている。 |
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学修の目的 | 学術的な英文を読解する初歩的な能力を身につけるとともに、日本国の憲法という自己の姿を、他国との比較を通じてより深く見定める。 |
学修の到達目標 | ① イギリス憲法の権利論につき概要を知ることができる。 ② 比較法の初歩的な方法論を身につけることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 報告100% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | 専門知識がなくとも回答できる質問を講義者から発し、みなさんの回答を聞きつつ、理解度を確かめながら講義を進めます。 |
教科書 | |
参考書 | |
オフィスアワー | 毎週月曜日16:30~17:30 |
受講要件 | 自己の研究課題に真摯に取り組むこと。 |
予め履修が望ましい科目 | 共通教育科目(日本国憲法)・人文学部専門科目(憲法・憲法制度論) |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16224 |
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キーワード | 自己 憲法上の権利 比較法 イギリス |
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Key Word(s) | Self, Constitutional Rights, Comparative Law, British Constitution |
学修内容 | 第1回 ガイダンス 報告の仕方・形式を簡単に説明し、報告担当者を決める。また、どの程度英語の読解能力を身につけたいのか等、受講者の希望について聞き取りを行う。 第2回~第8回 イギリス憲法に関する日本語の体系書のうち権利論の部分を読解する。 第9回~第15回 イギリス憲法に関する英語の体系書のうち権利論の部分を読解する。 |
事前・事後学修の内容 | あなたがなぜそのトピックに興味関心を抱いたのか、自らに問うてください。 詳細は初回オリエンテーション時に受講者と相談して決めることになりますが、『現代憲法 日本とイギリス』(敬文堂)の下記の該当頁を読んで学習を深めてください。英文を理解する一助となります。 第2回 憲法総論 第3回 人権総論 第4回 信教の自由 第5回 表現の自由――「人権」と「自由」 第6回 表現の自由――マスメディアと市民 第7回 国家秘密と情報公開 第8回 人身の自由と刑事手続 第9回 平等権と差別からの自由 第10回 労働基本権と団結の自由 第11回 生存と福祉 第12回 人権保障の新展開――人権の国際的保障 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |