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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・農業土木学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 農業農村工学系の公務員を志望する学生は受講が望ましい。 2018年度以前に入学した学生は「地域デザイン学」の読替え科目となる。 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(農業土木コース) |
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授業科目名 | 農村計画学 | |
のうそんけいかくがく | ||
Rural Planning | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Envi-3341-014
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 森本 英嗣 | |
MORIMOTO Hidetsugu | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 農山村地域は、かつて食料や資源、エネルギーの上流域だった。しかしながら、今日、この位置関係は逆転し農業・農村のもつ多面的機能が十分に発揮されなくなってきている。 この講義は、農山村地域の持続が都市域の安定・安全な暮らしの基盤となっていることを理解し、これらが法制度のもと計画・実施されていることを学修する講義である。 |
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学修の目的 | この授業では,農山村地域の課題を理解し,望ましい持続可能な農村(Rural sustainablity)を実現する方法や手順である計画の理念と手法を身につける。三重県あるいは県内市町の総合計画や基本計画などを講義に組み入れ,三重県の特色ある農村整備事業を認識する。 |
学修の到達目標 | (知識)農山村の空間整備に関する法令・計画を列挙しながらその時代的背景を説明し,農村地域の持続可能性の必然性を述べる。具体的には,学生が,土地改良事業や農村環境整備事業等のハード面・ソフト面の政策を十分に理解し,農村計画に関する知見を深めることができる。 (態度)農山村空間の形成がそれ単独ではなく,都市域の発展の歴史とともに形成されてきたことを,学生が系統立てて理解することができる。 (技能)農山村地域の持続的な発展を創造する能力を,学生自身が主体的に身につけられる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 小テスト20%,中間テスト40%,期末レポート40% (知識) 法令や計画,空間設計に関する小テストを通じて評価する(20%)。 (態度) 知識の定着度を測るため,中間テストを実施して評価する(40%)。 (技能) 知識の定着ならびに農山村地域の諸課題を考察する力を測るため,期末レポートを実施して評価する(40%)。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | 農村地域計画学 朝倉書店 編著:渡邊紹裕・星野 敏・清水夏樹 |
参考書 | |
オフィスアワー | 曜日・時間:金曜日の15時~17時 場所:327室(居室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 地域社会論,地形学 |
発展科目 | |
その他 |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8942 |
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第1回 | 概要 | ガイダンス(授業の進め方,評価の方法),第1章:日本の農山村地域 |
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授業時間内の学修内容 | 「日本の農山村地域(特徴,変容,意味と役割)」,「農業と農村の課題」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 日本の農山村,農業と農村の課題 Rural area in Japan, Challenges in agriculture and rural area |
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事前学修の内容 | 教科書第1章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 第2章:農村計画と農村ガバナンス |
授業時間内の学修内容 | 「農村政策の歴史」,「農村ガバナンスの重要性」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 農村計画の歴史,農村ガバナンス history of rural planning, governance of rural area |
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事前学修の内容 | 教科書第2章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 第3章:農村土地利用計画論 |
授業時間内の学修内容 | 「日本の農村土地利用の特徴と課題」,「法定土地利用計画のしくみ」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 土地利用計画 Land use planning |
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事前学修の内容 | 教科書第3章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 第4章:農村景観の形成と保全 |
授業時間内の学修内容 | 「農村景観」,「農村景観計画」,「景観の評価手法」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 農村景観 Rural landscape |
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事前学修の内容 | 教科書第4章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 第5章:農村地域の環境保全 |
授業時間内の学修内容 | 「農村地域環境の成り立ちと特徴」,「里地里山の生態系のしくみ」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生態系,社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ,里山 Ecosystem, SEPLS, SATOYAMA |
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事前学修の内容 | 教科書第5章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 第6章:農業構造と農地の再編 |
授業時間内の学修内容 | 「農業構造の変化」,「農地の再編」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 農業構造,農地の再編 Agricultural structure, Reorganization of agricultural land |
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事前学修の内容 | 教科書第6章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 第7章:都市農村交流と農村ツーリズム |
授業時間内の学修内容 | 「農村と都市の関係」,「農村ツーリズム」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 都市農村交流,グリーンツーリズム,エコツーリズム Interaction Between Urban and Rural Areas, Green-tourism, Eco-tourism |
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事前学修の内容 | 教科書第7章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 第8章:農山村地域の資源循環と再生可能エネルギー |
授業時間内の学修内容 | 「農村地域の資源循環」,「再生可能エネルギーの地消地産」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 資源循環,再生可能エネルギー Resource circulation, Renewable energy |
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事前学修の内容 | 教科書第8章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 第9章:農業の生産基盤整備 |
授業時間内の学修内容 | 「圃場整備による農地保全の効率化」,「換地制度」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 圃場整備,換地計画 farmland consolidation, replotting plan |
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事前学修の内容 | 教科書第9章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 第10章:農村地域の生活環境整備 |
授業時間内の学修内容 | 「生活環境整備の重要性と歴史」,「生活環境整備の計画」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生活環境整備,アメニティ living environment improvement, Amenity |
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事前学修の内容 | 教科書第10章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 第11章:農村地域のストックマネジメント |
授業時間内の学修内容 | 「社会資本ストックの状況」,「農業水利施設のストックマネジメント」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 社会資本,ストックマネジメント,ライフサイクルコスト Social capital, Stock management, Life cycle cost |
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事前学修の内容 | 教科書第11章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 第12章:農村地域の鳥獣害対策 |
授業時間内の学修内容 | 「農村における人と野生動物の関係」,「野性鳥獣害と対策」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 野性鳥獣害 Damaged by wild animal |
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事前学修の内容 | 教科書第12章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 第13章:コミュニティ計画 |
授業時間内の学修内容 | 「農村地域におけるコミュニティの重要性」,「コミュニティ計画の変遷と意義」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | コミュニティ計画 Community planning |
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事前学修の内容 | 教科書第13章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 第14章:農村定住と生活拠点 |
授業時間内の学修内容 | 「農村地域の人口減少と限界集落」,「田園回帰と小さな拠点」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 人口減少,限界集落,田園回帰 Population decline, Marginal village, Return to rural area |
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事前学修の内容 | 教科書第14章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 第15章:農村地域の防災・減災と復興 |
授業時間内の学修内容 | 「農村地域の構造と災害の多発」,「災害に対応する農村計画」について説明する。 | |
キーワード(Key Word(s)) | 防災・減災,復興 Disaster prevention, Disaster mitigation, Reconstruction |
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事前学修の内容 | 教科書第15章を熟読し200字程度に要約する。 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | ノートあるいはワードなどのファイルに講義で得た新たな言葉,意味を列挙・記述し,それに関連する記事や書籍等を調べる。 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 |