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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義 ソーシャルビジネス論 | |
とくしゅこうぎ そーしゃるびじねすろん | ||
Social Business | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-laec2230-029
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 洪 性旭(ホン ソンウク、人文学部) | |
HONG, Sung Wook | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 地球環境、貧困、少子高齢化、障害者雇用といった社会的課題の解決に向けてビジネスとしてそれらに取り組む動きが世界的に広まっています。こうした事業、または事業体は「ソーシャルビジネス(Social Business)」「ソーシャルエンタープライズ(Social Enterprise, 社会的企業)」と呼ばれています。 本講義では、こうした事業がなぜ必要とされ、どのような議論の上に現れたのか、またそれらの事業が起こすソーシャルイノベーション(Social Innovation)、ソーシャルインパクト(Social Impact)とは何かについて、国内外の事例とともに学習します。また、関連する領域として、コミュニティビジネスや企業の社会的責任(CSR)等についても概観します。後半では、それまで学んだ内容を踏まえながら、ソーシャルビジネス関係者のゲスト講演またはソーシャルビジネス事例を題材にしたディスカッションを数回行う予定です。 ※本授業は、人文学部法律経済学科のディプロマポリシーのうち、とりわけ3、4、5と高い関連性を持ちます。 |
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学修の目的 | 本講義の目的は以下の通りです。 ①ソーシャルビジネスの登場と動向に関する知識を得る。 ②経営学はじめ複数の学問的視座(社会学、社会政策論等)からのソーシャルビジネスの捉え方を学習する。 |
学修の到達目標 | 本講義では、以下の4点を履修者の到達目標とします。 ①グローバル及び国内レベルでのソーシャルビジネスの登場と動向について説明できるようになる。 ②一般営利事業とソーシャルビジネスとの異同に関する知識を得る。 ③ソーシャルイノベーション、ソーシャルインパクトの定義及び基本的な測定方法に関する知識を得る。 ④上記①-③の理解を基に、具体的なソーシャルビジネスの事例について自分の言葉で説明できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業及びディスカッションへの参加40%、期末レポート60%、計100%。(合計60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | |
教科書 | |
参考書 | C.ボルザガ,J.ドゥフルニ編;内山哲朗,石塚秀雄,柳沢敏勝訳,2004『社会的企業(ソーシャルエンタープライズ):雇用・福祉のEUサードセクター』日本経済評論社 谷本寛治編著,2006『ソーシャル・エンタープライズ : 社会的企業の台頭』中央経済社 塚本一郎,山岸秀雄編著,2008『ソーシャル・エンタープライズ:社会貢献をビジネスにする』丸善 大室悦賀, 大阪NPOセンター編著,2011『ソーシャル・ビジネス:地域の課題をビジネスで解決する』中央経済社 塚本一郎,関正雄編著,2012『社会貢献によるビジネス・イノベーション:CSRを超えて』丸善 谷本寛治, 大室悦賀, 大平修司, 土肥将敦, 古村公久,2013『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』NTT出版 藤井敦史, 原田晃樹, 大高研道編著,2013『闘う社会的企業:コミュニティ・エンパワーメントの担い手』勁草書房 日本政策金融公庫総合研究所編,2015『日本のソーシャルビジネス』同友館 高橋勅徳・木村隆之・石黒督朗、2018『ソーシャル・イノベーションを理論化する―切り拓かれる社会企業家の新たな実践―』文真堂 |
オフィスアワー | 火曜日13:00-14:30、洪研究室(人文学部5階) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 前期の「ソーシャルイノベーション論」、後期の「非営利組織論」と併せて受講することをお勧めします。 |
その他 | 本講義は、現代経済コース「企業経営履修プログラム」に属します。 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16098 |
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キーワード | ソーシャルビジネス、ソーシャルエンタープライズ、社会起業家、ソーシャルイノベーション、ソーシャルインパクト、コミュニティビジネス、企業の社会的責任(CSR) |
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Key Word(s) | Social Busines, Social Enterprise, Social Entrepreneur, Social Innovation, Social Impact, Community Business, Corporate Social Responsibility (CSR) |
学修内容 | 第1回 ガイダンス:講義概要、成績評価方法、テキスト等について 第2回 ソーシャルビジネスとは何か① ソーシャルビジネスの意味と登場の背景 第3回 ソーシャルビジネスとは何か② 海外と日本のソーシャルビジネス事例 第4回 ソーシャルビジネスとは何か③ 各国のソーシャルビジネス関連制度 第5回 ソーシャルビジネスとは何か④ 日本のソーシャルビジネス関連制度の現状 第6回 企業の社会的責任(CSR):CSRの意味、海外と国内のCSR事例、CSRとソーシャルビジネスの関係ほか 第7回 公共政策とソーシャルビジネス 公共調達と社会的企業 第8回 ソーシャルインパクト評価① 社会的価値測定への注目 第9回 ソーシャルインパクト評価② 社会的価値を測定する様々なツール(1) 第10回 ソーシャルインパクト評価③ 社会的価値を測定する様々なツール(2) 第11回 事例で見る様々なソーシャルイノベーションのあり方 第12回 ソーシャルビジネス事例① ゲストスピーカー講演 第13回 ソーシャルビジネス事例② ゲストスピーカー講演 第14回 ソーシャルビジネス事例③ ゲストスピーカー講演 第15回 総括 ソーシャルビジネスの展望と課題 期末テスト(課題提出) |
事前・事後学修の内容 | 第1回:履修希望者は必ず出席のこと。 第2回から第11回までは、ソーシャルビジネスと関連概念をめぐる全般的な議論について学習します。毎回、配布資料を復習すること。次回まで、授業で紹介された参考文献や事例に目を通しておくこと。 第12回から第14回までは日本国内のソーシャルビジネス事例を取り上げ、ゲスト講演または受講生同士のディスカッションを行います。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |