三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
人文学部
選択・必修
授業科目名 中国文学演習B
ちゅうごくぶんがくえんしゅうB
Seminar in Chinese Literature B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-165
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 湯浅陽子(人文学部文化学科)

YUASA,Yoko

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=14954

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 宋代(960-1279)を代表する古文(散文)の制作者の一人である歐陽脩(1007-1072)の作品を題材として、中国古典学の基礎となる漢文資料の読解練習を行い、関連する知識について学ぶなかで、中国の古典詩文に対する理解を深める。授業では返り点などのない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求める。
学修の目的 漢文を読みこなす力をつける。
学修の到達目標 中国の古典詩文に対する理解を深める。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業に対する積極的な態度と授業での担当等70%+期末レポート30%(合計が60%以上で合格。)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫 日常の授業時間のなかで、取り上げる題材や内容について、受講者と意見を交換する機会を増やしたい。
教科書 Moodleコースを使用して資料を配布する。
参考書 必要に応じて授業中に紹介する。
オフィスアワー 金曜日12:00~13:00 場所:湯浅研究室(教養教育4号館4階)
(メールでは随時受け付けます。)
受講要件 この授業は、国語科教員免許の漢文学に該当する。
予め履修が望ましい科目
発展科目 中国の文学AB 中国文学演習AB
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15983
キーワード 宋代散文(古文)選読 歐陽脩
Key Word(s) Classical Proses of the Tang Dynasty Ouyang Xiu
学修内容 第1回:ガイダンス:歐陽脩の伝記と別集のテクストについて
第2回:歐陽脩「豐樂亭記」① 滁州豐山の景観
第3回:歐陽脩「豐樂亭記」② 滁州の歴史的背景
第4回:歐陽脩「豐樂亭記」③ 滁州の現在の状況
第5回:歐陽脩「豐樂亭記」④ 歐陽脩の滁州に対する印象
第6回:歐陽脩「醉翁亭記」① 醉翁亭の置かれた場所
第7回:歐陽脩「醉翁亭記」② 醉翁亭での遊楽
第8回:歐陽脩「醉翁亭記」③ まとめ
第9回:歐陽脩「梅聖兪詩集序」① 詩人と窮乏
第10回:歐陽脩「梅聖兪詩集序」② 梅堯臣の人となり
第11回:歐陽脩「梅聖兪詩集序」③ 歐陽脩の梅堯臣詩に対する評価
第12回:歐陽脩「記舊本韓文後」① 少年時代の歐陽脩が置かれていた環境
第13回:歐陽脩「記舊本韓文後」② 貢挙と古文
第14回:歐陽脩「記舊本韓文後」③ 歐陽脩の韓愈の古文に対する評価
第15回:歐陽脩「記舊本韓文後」④ まとめ / 全体のまとめ
事前・事後学修の内容 授業では返り点などのない白文を使用し、現代中国語による音読と日本語による訓読、さらに現代日本語による訳を求める。毎回、授業の前に資料や参考書などにより予習しておくこと。
また、授業の後には、内容を整理して課題に取り組み、興味のある事柄については、参考書などによりさらに理解を深めることが望ましい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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