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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | アジア・オセアニアの思想L | |
あじあ・おせあにあのしそうえる | ||
Asian and Oceanian Philosophy L | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ||
単位数 | 単位 | |
ナンバリングコード | humn-cult2120-013
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 西信康(人文学部) | |
NISHI,Nobuyasu | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | シラバス掲載後にMoodleのコースURLを追記 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18038 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 竹簡(ちくかん)や帛書(はくしょ)といった出土資料の発見が古代中国思想研究に与える影響と可能性を考察する。 |
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学修の目的 | 1974年の馬王堆漢墓帛書(ばおうたいかんぼはくしょ)の公開から今日に至るまで、出土資料の新たな発見は、古代中国思想に関する我々の知識を日々更新しつつある。本講義では、郭店楚墓竹簡(かくてんそぼちくかん)、睡虎地秦墓竹簡(すいこちしんぼちくかん)、上海博物館蔵戦国楚竹書(しゃんはいはくぶつかんぞうせんごくそちくしょ)、そして包山楚墓竹簡(ほうざんそぼちくかん)等、様々な出土資料を取りあげ、それらの発見がどのような新知見をもたらしたのかについて、解説する。 |
学修の到達目標 | 1,多彩な出土資料に触れることで、古代中国の多彩な文化を理解する。 2,我々日本人になじみの深い習慣や文化がじつは古代中国に淵源があることを理解する。 3,世紀の大発見に立ち会えたことの喜びと興奮とをともに分かち合う。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 毎回の小レポート(20%)及び学期末レポート(80%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業改善の工夫 | |
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 湯浅邦弘『論語』中公新書新書2012 福田哲之『文字の発見が歴史をゆるがす』二玄社 2003 井ノ口哲也『入門 中国思想史』勁草書房 2012 |
オフィスアワー | 授業後。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 古代中国思想 / 出土資料 |
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Key Word(s) | Ancient Chinese philosophy / Excavated manuscript |
学修内容 | 出土資料の中からテーマを選び、従来の資料からはうかがい知れなかった事実や、新たな課題について解説する。 第1回 導入─中国の出土文字資料─ 第2回 暦注と十二支と古代中国─睡虎地秦墓竹簡『日書(にっしょ)』─ 第3回 古代中国の刑法─睡虎地秦墓竹簡『法律答問(ほうりつとうもん)』─ 第4回 法家と出土資料─睡虎地秦墓竹簡『法律答問』『秦律十八種』─ 第5回 道家と法家の融合、黄老思想─馬王堆漢墓帛書『黄帝四経(こうていしけい)』─ 第6回 「集大成」とは何か?─馬王堆漢墓帛書五行篇─ 第7回 子思・孟子学派の新資料発見か?─郭店楚簡『五行』の思想─ 第8回 儒家と道家の融合─同上─ 第9回 天与の本性と心の自由─郭店楚簡『性自命出(せいじめいしゅつ)』─ 第10回 運命と自由─郭店楚簡『窮達以時(きゅうたついじ)』─ 第11回 宇宙の成り立ちと法則①─郭店楚簡『太一生水(たいいつせいすい)』─ 第12回 宇宙の成り立ちと法則②─同上─ 第13回 万物の多様性と生成原理─上海博物館蔵戦国楚竹書『恒先(こうせん)』─ 第14回 墨家の鬼神信仰とその展開─上海博物館蔵戦国楚竹書『鬼神之明(きしんのめい)』─ 第15回 まとめ─出土資料の発見と思想史研究の課題─ |
事前・事後学修の内容 | 事前に高等学校の世界史や倫理の教科書、乃至は上記参考文献に挙げた概説書に目を通し、人物や諸子百家に関する知識を再確認しておくことが望ましい。また、この確認作業は、レポート作成を視野に入れ、学期を通して継続することが望ましい。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |