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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・生体防御の分子基盤 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 分子医学実習 | |
ぶんしいがくじっしゅう | ||
Molecular Biomedicine Laboratory Training | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | medc-medc-MBLT-2201-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期後半 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 火曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限 (ただし2月第2週目は、火(2/6)水(2/7)の5−10限に開講する) |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 多目的実習室および多目的講義室 | |
担当教員 | 【総括】 ◯島岡要(分子病態学) 【ユニット1(核酸実習)】 朴恩正(分子病態学、ユニット1責任者) 阿栄高娃(分子病態学) 【ユニット2(タンパク質実習)】 西村有平(統合薬理学、ユニット2責任者) 島田康人(統合薬理学) 白水 崇(統合薬理学) 竹本研(生化学、ユニット2副責任者) 實木享(生化学) 設樂久志(生化学) 【ユニット3(微生物学実習)】 野阪哲哉(感染症制御医学・分子遺伝学、ユニット3責任者) 小埜良一(感染症制御医学・分子遺伝学) 河野光雄(感染症制御医学・分子遺伝学) 【ユニット4(免疫学実習)】 ガバザ エステバン(免疫学、ユニット4責任者) 戸田雅昭(免疫学) 安間太郎(免疫学) |
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◯Motomu Shimaoka, Eun Jeong Park, Arong Gaowa, Yuhei Nishimura, Yasuhito Shimada, Takashi Shiromizu, Kiwamu Takemoto, Susumu Jitsuki, Hisashi Shidara, Tetsuya Nosaka, Ryoichi Ono, Mitsuo Kawano, Esteban C. Gabazza, Masaaki Toda, Taro Yasuma | ||
実務経験のある教員 | 授業総括担当者の島岡は、民間医療施設で10年以上地域勤務した経験をもつ。また公立病院の手術室・集中治療室で10年以上高度先進医療に携わった経験を持つ。また海外の私立医療関連研究所(Immune Disease Institute, Boston MA, U.S.A. a.k.a. CBR Institute for Biomedical Research, Center for Blood Research, PCMM, CHB, Harvard Medical School) で医学研究に10年以上携わった経験をもつ。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 新型コロナウイルス等の感染症の拡大状況に応じて、ハイブリッドまたはオンラインになる可能性があります。詳細はムードル(12月に開設予定)でお知らせします。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 分子医学実習(Molecular Biomedicine Laboratory Training)では、疾患の病態解析や新規治療法や診断法開発を目的とした医学生物学研究の基礎となる分子細胞生物学的実験手技を、以下の4つのユニットでの実習をとおして学ぶ ・ユニット1(核酸実習) ・ユニット2(タンパク質実習) ・ユニット3(微生物学実習) ・ユニット4(免疫学実習) |
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学修の目的 | 「今日は救えなかった患者を、明日には救えるようにする」、「今日治せなかった病気を、明日には治せるようにする」、「今日診断できなかった疾患を、明日には診断できるようにする」。そのためには、新規治療法や新規診断法の開発をめざした医学生物学研究を遂行する必要がある。そのような医学研究遂行の基盤となる基礎的実験手技を経験し、各種実験手技の論理的な背景を理解することを実習全体での目的とする。各ユニットの個別の「学修の目的」は、別途ムードルで配布する分子医学実習マニュアルを参照すること。 |
学修の到達目標 | 1.核酸実習、タンパク質実習、微生物学実習、免疫学実習の各実習ユニットでの実験内容(目的、背景、医療との関連、実験結果)を説明できる 2.核酸実習、タンパク質実習、微生物学実習、免疫学実習の各実習ユニットでの基本的実験手技を指導者のもとで実施できる 3.医学生物学研究と実験を行う上での安全上の配慮点を説明できる 医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の項目が学習到達目標となる A. 医師として求められる基本的な資質・能力 A-1-1)プロフェッショナリズム、医の倫理と生命倫理 A-2)医学知識と問題対応能力 A-8)科学的探求 B. 社会と医学・医療 B-3)医学研究と倫理 C. 医学一般 C-1)生命現象の科学 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 本年度より評価方法が以下のように変更になりましたので、注意してください 1)実習への出席(100%)と、各実習ユニットでのレポート提出(100%)が本試験受験の前提となる。ただ、インフルエンザ関連欠席に伴う補習などやレポート提出期限等については各担当教員の裁量で評価することも可能とする。 2)紙ベース(マークシート形式)の本試験を行います。各ユニットから均等に出題し、それぞれのユニットで得点率60%以上(かつ全体での得点率60%)で合格とします。 (注)新型コロナウイルス等の感染症拡大状況に応じて、本試験の形式はオンラインに変更される場合があります。 |
授業の方法 | 実験 実習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) グループ学習の要素を加えた授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業改善の工夫 | 実習中の学生からの質問やフィードバック、学生の授業評価アンケート等の結果を参考にして授業内容を改善します |
教科書 | なし |
参考書 | ムードルで指示 |
オフィスアワー | 教員は公務出張以外には、毎日、教授室や実験室にいます。 連絡先:島岡要(shimaoka@med.mie-u.ac.jp、内線6405),朴恩正(epark@med.mie-u.ac.jp、内線6408) |
受講要件 | 1.遺伝子の構造と転写の機構について履修済であること。 2.核酸の構造と遺伝の機構について履修済であること。 3.蛋白質の構造と合成の機構について履修済であること。 4.細菌の構造と種類について履修済であること。 5.免疫反応とくに抗原抗体反応について履修済であること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
1)正当な理由なく実習を欠席することは許容されません。 2)レポートは期日(別途指示)までに必ず提出してください。 3)本試験を実施します。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | DNA, PCR、実験動物(マウス)、電気泳動、インテグリン、遺伝子型、ヘモグロビン、クロマトグラフィー、細菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、培養、顕微鏡、油浸レンズ、抗原、抗体、IgA、ELISA, 吸光度 |
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Key Word(s) | DNA, PCR, mouse, electrophoresis, integrin, genotyping, hemoglobin, chromatography, bacteria, Escherichia coli, Staphylococcus aureus, culture, microscope, antigen, antibody, IgA, ELISA |
学修内容 | 実習予定 ・ユニット1(核酸実習) 「ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法を用いたマウスインテグリンゲノム遺伝子の解析」 実習第1日:イントロダクションと実験(前半) 実習第2日:実験(後半)と結果解析 ・ユニット2(タンパク質実習) 「タンパク質(ヘモグロビン)の精製とスラブゲル電気泳動」 実習第1日:イントロダクションと実験(前半) 実習第2日:実験(後半)と結果解析 ・ユニット3(微生物学実習) 「常在細菌の培養と観察」 実習第1日:皮膚(手指、鼻など)の常在細菌の採取、培養 実習第2日:普通寒天平板培地の表面に出現した細菌等の集落(コロニー)と細菌のグラム(Gram)染色で染まった菌体の観察、および、これらの結果に基づく考察 ・ユニット4(免疫学実習) 「抗原抗体反応」 実習第1日:イントロダクションと実験(前半) 実習第2日:実験(後半)と結果解析 予定 詳細は別途ムードルで周知 本試験 別途周知 再試験 別途周知 |
事前・事後学修の内容 | 1)実習には必ず出席すること(正当な理由のない欠席は認められない) 2)実験に適した服装をすること 3)実習マニュアルを事前に予習すること 4)実習中は講師の指示に従い、安全に十分配慮すつこと 5)各ユニットで指示されたレポートは期日までに必ず提出すること 6)本試験を必ず受験すること 7)新型コロナウイルス感染症等の状況により、オンラインでの授業になる可能性がある |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |