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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・社会 | |
科目名 | 外国史 | |
がいこくし | ||
World History | ||
受講対象学生 |
教育学部, A 類 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 72-74 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 日本史・東洋史・西洋史で卒論を書く社会科教育コース(AⅡ類)の学生は選択必修 |
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授業科目名 | 史学概論Ⅰ | |
しがくがいろんⅠ | ||
Introduction to Historical StudiesⅠ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | ED-FHIS-2
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期集中 |
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開講時間 |
10/14(土)2〜5コマ 対面、 10/20(金)10/27(金)11/17(金)11/24(金)12/1(金)12/8(金)12/15(金)5コマ メディア(zoom, moodle使用)、 01/06(土)2〜5コマ 対面 |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 鈴木宏節(神戸女子大学・文学部) | |
Kosetsu SUZUKI | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 冷戦終結後二十年以上が経過しグローバリゼーションが叫ばれるなか、世界各地に異なる歴史的背景を持つ民族や文化、宗教の存在を理解することがますます重要になっています。本講義では、アジアのなかでも西アジア(オリエント世界)や南アジアの現代史的なトピックに着目し、それが過去とどのようなつながりがあるかを解説してゆきます。 |
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学修の目的 | 自分たちの社会がどのような環境の元におかれているか、異文化世界と比較しつつ説明できるようにアジアの多様性を学びます。時間軸「いつ?」と空間軸「どこで?」をおさえたうえで、歴史上の事象や流れを適確に説明することができるように、西アジア・南アジアの地理や生業、宗教、文化を把握することが目標です。そして、授業内容を踏まえ、現代につながる問題にはどのようなものがあるかを理解します。また、長期にわたる人とモノの交流を学ぶことを通して、異なる民族や文化・宗教についての理解を深めることも目標とします。 |
学修の到達目標 | 社会科の教員に必要な世界の知識を得て、地理歴史・現代社会に関連する科目の担当能力を身につける。具体的には、西・南アジアを中心に、その地理や生業の特徴を把握しつつ、世界史に与えた影響を説明することができる。また、冷戦終結後の世界情勢がどのような過去の出来事、国際情勢に起因しているのか、その因果関係を理解し、それを説明できる能力を涵養します。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | コメントペーパーへの記述(30%)+教場レポート試験(70%) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業改善の工夫 | Moodleを利用して随時質疑応答をおこなう。また、画像資料や動画を適宜利用する。 |
教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ著/田中明彦・村田晃嗣訳(2017)『国際紛争 : 理論と歴史[原書第10版]』有斐閣/内藤正典(2012)『イスラームから世界を見る』(ちくまプリマー新書184)筑摩書房/酒井啓子(2018)『9.11後の現代史』(講談社現代新書2459)講談社/廣瀬陽子(2018)『ロシアと中国 反米の戦略』(ちくま新書1345)筑摩書房、 その他、講義中に適宜紹介する。 |
オフィスアワー | 集中講義のため各講義の前後に適宜時間をとる。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 外国史概論、東洋史概論 |
発展科目 | 東洋史特殊講義 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 西アジア、オリエント、南アジア、イスラーム |
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Key Word(s) | Western Asia, Orient, South Asia, Islam |
学修内容 | 第1回 (冷戦後の世界とアジア) 第2回 (アジアの区分と西アジアの特徴) 第3回 (アジアの区分と南アジアの特徴) 第4回 (グレート・ゲームの時代とアジア) 第5回 (グレート・ゲームの時代と日本) 第6回 (内外モンゴルの国境線) 第7回 (インドとパキスタンの独立) 第8回 (カシミール紛争の再燃) 第9回 (アフガニスタンと国境線) 第10回 (国内紛争と失敗国家) 第11回 (イラン革命から見る世界情勢) 第12回 (世界の中心とオスマン帝国) 第13回 (第一次世界大戦とパレスチナ) 第14回 (パレスチナと中東戦争) 第15回 (確認のための教場レポート試験と解説) |
事前・事後学修の内容 | 高等学校の教科書や図版資料で西・南アジアに関連する記述を把握しておく。参考書については最低1冊を読んでおくことが望ましい。授業中で不明の点は、その都度講師にたずねて解消する。 |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |