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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アメリカ文学演習C
あめりかぶんがくえんしゅうC
Seminar in American Literature C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2140-016
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 田畠 健太郎

TABATA, Kentaro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 アメリカの現代文学の代表的作品(今年度はフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』)を毎週5-10頁ずつ英語原文で読み、その注釈を分担して作りながら、英語的、物語論的、文学的、社会的、歴史的な問題を探り、クラスで議論する。
学修の目的 フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』という20世紀のアメリカのSF文学の代表的作品(前期は第1~10章)を英語原文で読むことで、その後20世紀並びに現代まで影響力を持つアメリカのSF文学に対する理解を深める。また、アメリカのSF文学作品で問題となっている人間観や世界観、差別問題、宗教問題、ジェンダー問題の分析をすることで、現代社会におけるそれらの問題意識の基礎的理解を築く。そしてもちろん、英語原文を注釈を作りながら詳しく文法的に読み解き、語学的に正確な英文読解力を身に着ける。
学修の到達目標 フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』という20世紀のアメリカのSF文学の代表的作品(前期は第1~10章)を英語原文で読む経験をすることで、学生は他のSF文学を主体的に読み漁り、SFジャンル(あるいは文学そのもの)の理解をみずから深め広げられるようになる。また、語学的に正確な英文読解力を身に着け、英語文学作品を主体的にみずから読み進められる基礎力を得る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション40%、レスポンスシート40%、レポート30%(受講者をみて変更の可能性あり)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業改善の工夫
教科書 Philip K. Dick. _Do Androids Dream of Electric Sheep?_ (1968). Weidenfield & Nicolson, 2012. ISBN: 978-1-7802-2038-3
参考書 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』浅倉久志訳、早川書房、1977年。
オフィスアワー 金曜7-8限
受講要件 特になし(「演習」科目ですがゼミ生関係なく受講できます。英語ができれは越したことはありませんが、意欲があれば問題ありません。)
予め履修が望ましい科目 特になし(地域・言語に関係なく文学関係科目全般、英語関係科目全般、専門分野に関係なくアメリカ関係科目全般を広く取っていれば、受講の役に立つかもしれません。)
発展科目 アメリカ文学演習D、地域・言語に関係なく文学関係科目全般、英語関係科目全般、専門分野に関係なくアメリカ関係科目全般
その他 英語を読むので、英語の辞書は(中古でも電子辞書でも構わないので)大学生用のものを用意しておいた方がよい。また、大学受験時に使ったもので良いから(あるいは古本でよいので)英文法書を持っているとよい。(詳しくは初回授業時に指示する。)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16088
キーワード アメリカ文学、SF、共感
Key Word(s) American Literature, Science Fiction, Empathy
学修内容 授業計画
第1回:イントロ:アメリカ文学について&SFについて概観、英語の読み方について、発表分担
第2回:Ch.1 前半(pp.1-4)
第3回:Ch.1 後半(pp.5-10)
第4回:Ch.2(pp.11-20)
第5回:Ch.3(pp.21-27)
第6回:Ch.4(pp.28-37)
第7回:Ch.5 前半(pp.38-42)
第8回:Ch.5 後半(pp.43-48)
第9回:Ch.6(pp.49-54)
第10回:Ch.7 前半(pp.55-60)
第11回:Ch.7 後半(pp.61-66)
第12回:Ch.8(pp.67-76)
第13回:Ch.9 前半(pp.77-82)
第14回:Ch.9 後半(pp.83-88)
第15回:Ch.10(pp.89-95)

期末レポート(翻訳 [自分の好きなシーン] )
事前・事後学修の内容 毎回読むべき範囲を予習として読んでくること。個々の表現の間のつながりや全体との関係も考えるために、復習することで学習内容を次回の授業に活かすこと。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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