三重大学ウェブシラバス

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科目の基本情報

開講年度	2023 年度
開講区分	地域イノベーション学研究科(博士前期課程)

受講対象学生	大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次原則M1を対象とするが、担当教員の判断により、地域新創造特論Ⅹと合同で開催することもある。履修希望者はシラバスを熟読の上、担当教員に事前に相談されたい。
選択・必修	選択 ※2023年度より、新規履修者（単位取得対象）のみを対象とし、既履修者の聴講は受け入れない。
授業科目名	社会イノベーション特論Ⅵ
	しゃかいいのべーしょんとくろんろく
	Social Innovation Ⅵ
単位数	2 単位
ナンバリングコード	inov-inov-SOCI-5-3-1-1-006

開放科目	非開放科目
開講学期	スケジュール表による履修希望者にはmoodle上で通年のスケジュール表を示す。
開講時間	初回ガイダンス時に各回の割り振りを決定するため、必ず出席すること。各回の目的及び学修効果に鑑み、開講時間・頻度はやや変則的な形をとるため、注意されたい。
授業形態	オンライン授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業
開講場所	本授業は、各回の目的に照らし合わせ、フルオンラインと対面を適宜使い分けて実施する。初回のガイダンス時に説明する。
担当教員	松田裕子
担当教員	MATSUDA, Yuko
実務経験のある教員	国家公務員、地方公務員の経歴がある
SDGsの目標
連絡事項	この授業では、学生の学修効果を最大限高めるため、一方向的な知識伝達型講義ではなく，双方向型のPBL型授業として、学生の主体性を引き出すアクティブラーニングを重視している。各履修者の研究テーマを題材とするため、毎回の出席を前提とした能動的参加と、十分な授業外学習時間の確保を伴うことを予め理解されたい。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要	地域イノベーションの創発及び地域課題の解決においては、幅広い学術領域の知見・理解とともに、綿密な地域の実態調査に基づく政策形成に対する専門的知見の提示といったプラクティカルなスキルが重視される。本授業では、履修者の研究テーマに応じて、国内外の社会問題の背景・構造的課題に関する理解を深め、学際的視野から社会科学研究に取組む。
学修の目的	地域イノベーション学研究科の学生として、社会科学をベースとした学術研究の基礎を修得するとともに、社会問題の本質を捉え、地域課題の把握に必要な多角的な視点を身に付ける。また、国レベル・地域レベルの国内外の政策をリサーチすることで、三重県内自治体の地域振興施策のあり方に対する鑑識眼を養う。
学修の到達目標	ボトムアップアプローチや産学官金等の連携を基盤とした地域共創を牽引する基幹的人材を育てるため、多様な価値観を持つ主体とのコミュニケーション力、ファシリテーション力、理論と現場認識に基づく問題発見力を高める。
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標 ○ 全学の教育目標感じる力　感性　共感 ○主体性考える力 ○幅広い教養 ○専門知識・技術 ○論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) ○リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力 ○問題発見解決力　心身・健康に対する意識 ○社会人としての態度・倫理観ただ授業に出ているだけでは、これらの力は身に付かない。学生の主体性と継続的な努力が求められる。
成績評価方法と基準	本授業は、双方向型の全員参加型のゼミ形式であり、毎回の出席を前提とすることに留意されたい。この意味で、オンデマンドは想定していないので、履修に際しては注意すること。成績評価においては、各回の能動的参加状況・ディスカッションの内容（50%）、課題・演習の内容（50%）等を踏まえ、総合的に評価する。
授業の方法	演習
授業の特徴	PBL 問題提示型PBL（事例シナリオ活用含）問題自己設定型PBL 特色ある教育反転授業プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業地域理解・地域交流の要素を加えた授業その他、能動的要素を加えた授業（ミニッツペーパー、シャトルカードなど）英語を用いた教育
授業改善の工夫	授業は双方向性を重視し、受講生の演習主体で進めるとともに、受講生に課した課題に関するフィードバックを行いながら授業を展開する。
教科書	受講生の関心に応じて、関連文献や資料等を適宜紹介する。
参考書
オフィスアワー	担当教員とメールで連絡・調整のこと。
受講要件	毎回の出席を前提とした双方向対話型の授業づくりを行うため、意欲的に授業外学修時間を確保すること。
予め履修が望ましい科目	社会経営基礎特論
発展科目
その他	学術研究に真剣に取組む学生の参加を歓迎する。 ※学術研究の基礎を疎かにする学生には向いていない。

授業計画

MoodleのコースURL	https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=13308

キーワード	公共政策，地域政策，政策評価，農業経済学
Key Word(s)	public policy, regional policy, policy evaluation, agricultural economics
学修内容	第1回：ガイダンス　授業の目的・概要説明、各回の発表者の割り振り　　　　※履修希望者は必ず出席すること（対面）第2回～第13回（各回120～180分）：　各履修者の研究テーマや学際的なトピックを題材として　 Part 1　リサーチクエスチョン　第２回問題の発見（対話）　　問題意識、学術的「問い」、先行研究　第３回 Critical Reading_1（講義）学術論文を「読む」技術，レジュメ　第４回課　題　≪moodleに提出≫ 　第５回　 Critical Reading_2（演習）質疑応答・全体討論・フィードバック第６回 Critical Reading_3（演習）質疑応答・全体討論・フィードバック　 Part 2　仮説　第７回課　題　≪moodleに提出≫ 　第８回 Hypoteshis_1（演習）　リサーチクエスチョン、課題設定　第９回 Hypoteshis_2（演習）　　リサーチクエスチョン、課題設定第10回　 Academic Writing（講義）学術論文を「書く」技術、社会科学論文の「型」 Part 3　研究計画第11回課　題　≪moodleに提出≫ 第12回 Research Plan_1（発表）　質疑応答・全体討論・フィードバック　第13回 Research Plan_2（発表）　質疑応答・全体討論・フィードバック ※履修者の人数（２名以上を想定。１名の場合、上記授業計画は成立しない） ※履修者の専門知識や学術研究の素養の水準、研究進捗等により、計画変更が不可避なケースもある。
事前・事後学修の内容	授業内容や研究テーマに関する理解や考察を深めるため、課題に基づき、各人が関連文献等のリサーチや発表資料の作成を行う。このため、本授業では事前学修の時間を「最低でも240分（上限なし）」に設定している。授業では、提出された課題を題材に、全員でディスカッションを行い、第三者の意見を得て、事後学習に反映させる（最低でも60分）。以上全てを総合的に成績に反映させる。
事前・事後学修の内容	事前学修の時間:240分/回　　　事後学修の時間:60分/回