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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 小児科学
しょうにかがく
Pediatrics
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-PEDI-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

クリニカルクラークシップ概要に記載されている小児科スケジュールを参照する。

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
実習科での業務スケジュールにより変更される場合がある。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学医学部附属病院、6階小児病棟、7階NICU

担当教員 森本真理(医学部)、大橋啓之(医学部)

MORIMOTO, MARI 、OHASHI, Hiroyuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・小児科領域の疾患の経験を中心に、チーム医療の一員として、小児科領域疾患の病態を解釈し、問題解決のための学習方法を身につけ、回診や外来診療への参加を通じて、小児科領域における診療態度や技能の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間4週間)である。
・小児科(4週間)の実習合格をもって、臨床科目:小児科学の単位を認定する。
学修の目的 将来いずれの科に進んでも、ニーズに応じて基本的な小児科的対応ができ、患者・家族を中心とした最善の医療を提供し、医の倫理に基づいた医師としての基本的な診療能力を身につける。
学修の到達目標 医学教育モデル・コア・カリキュラムに定める以下の項目が学習到達目標となる。A-1~9、B-1-3)、B-1-9)、B-2-2)、B-3、B-4-1)、C-1~4、D-1~2、D-5~8、D-12、E-1~4、E-7、E-9、F-1、F-2-1)~3)、F-2-8)、F-2-11)~16)、F-3、G-1~4 上記内容は小児科での臨床実習において遭遇する疾患・病態であり、事前予習を行い知識を確認することが求められる。また医師・医療者が身につけるべき態度に関わる内容について目を通しておくことが求められる。さらに小児科学の基礎的な知識、診療技術の習得を目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
○「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習参加40%、総括での自身の発表10%、総括での討論参加10%、レポート10%、総括テスト30%
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業改善の工夫 総括試験に臨床能力評価を将来的に組み入れる予定
教科書 Nelson, Textbook of Pediatrics
参考書 Nelson, Textbook of Pediatrics
オフィスアワー 毎週月曜~金曜日 8:00~17:00 附属病院6階南ドクターステーション 花木良、 附属病院7階南NICU 大橋啓之  不在時は小児科医師
受講要件 4年次に実施されるCATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること
予め履修が望ましい科目 医学科1年から4年までに履修・合格が求められている全科目
発展科目
その他 公開されている実習予定表で事前学習することが望ましい。また前の実習班から引継ぎを受けておくことが望ましい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 肺炎、胃腸炎、川崎病、ネフローゼ症候群、腎炎、てんかん、熱性痙攣、先天性心疾患(心室中隔欠損、心房中隔欠損)、白血病、小児がん(悪性リンパ腫、神経芽腫、肝芽腫、ウィルムス腫瘍、脳腫瘍)、骨髄移植
Key Word(s) pneumonia, gastroenteritis, Kawasaki disease, nephrotic syndrome, nephritis, epilepsy, febrile convulsion, congenital heart diseases (ventricular septal defect, atrial septal defect), leukemia, pediatric cancer (malignant lymphoma, neuroblastoma, hepatoblastoma, Wilms' tumor, brain tumor), bone marrow transplantation
学修内容 ・診療参加型臨床実習
・6南病棟実習:月曜日8:30 循環器ミーティング、オリエンテーション、13:00 教授回診(※)、15:00 症例検討会、16:00 抄読会、火曜日8:30 造血細胞移植カンファレンス、9:00 外来実習(血液・腫瘍外来)、14:00 教育回診、水曜日9:00 外来実習、木曜日8:00 レントゲンカンファレンス、9:00 外来実習(神経外来)/心臓カテーテル実習、13:30 准教授回診、金曜日8:30 造血細胞移植カンファレンス、9:00 外来実習(小児循環器外来、小児内分泌外来等)
・NICU実習:月曜日8:30 小児科・小児外科合同回診、13:00 教授回診(※)、15:00 症例検討会、16:00 抄読会、17:00 周産期症例検討会、火曜日8:30 新生児・循環器カンファレンス、水曜日8:30 循環器・アンギオカンファレンス、木曜日8:00 レントゲンカンファレンス、9:00 心臓カテーテル実習、12:00 ランチセミナー(※)、13:30 教育回診、19:00 症例検討会・Tumor Board、金曜日8:30 新生児・循環器カンファレンス、午後 心エコー勉強会

(※)COVID-19感染流行状況により変更あり
★詳細は臨床実習要項を確認のこと
事前・事後学修の内容 ・病院実習では不足すると考えられる小児一次救急実習として、4週間の小児実習中に「津市応急こどもクリニック」へ大学勤務の小児科医と出向き、小児一次救急の実習を行う(※)。
・病院実習では不足すると考えられる一般小児科外来を実習するため、三重大学小児科と協力関係にある小児科クリニックで一般小児科の外来実習を行う(※)。
(※)上記が困難なときは、指導医による動画や音声を用いてのロールプレイで実臨牀にちかいCommonDiseaseに対する診療練習を行っている。
・医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標のうち、理解が不十分な項目や、実習で経験した症例についてアウトカムや課題を整理し、教科書(Nelson, Textbook of Pediatrics)、文献またはPubMedなどEvidence based Medicineに基づいた学習により、問題解決レベルの知識を統合・定着させる。

(※)COVID-19感染流行状況により変更あり
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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