三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
皮膚科学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 皮膚科学
ひふかがく
dermatology
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-DERM-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

クリニカル・クラークシップ概要に記載される皮膚科各週間スケジュールと臨床実習表に記載の年間スケジュールを参照する。

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
実習科での業務スケジュールで変更される場合がある。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 附属病院11階南病棟および11階病棟カンファレンス室、手術室、外来棟4階(29-32診察室)、臨床研究棟4階皮膚科カンファレンス室

担当教員 山中 恵一(皮膚科)、波部 幸司(皮膚科)、北川 敬之(皮膚科)、近藤 誠(皮膚科)、後藤 啓元(皮膚科)、刑部 全晃(皮膚科)、松島 由明(皮膚科)、○水谷 健人(皮膚科)、飯田 祥平(皮膚科)

Keiichi Yamanaka, Koji Habe, Hiroshi Kitagawa, Makoto Kondo, Hiroyuki Goto, Masaaki Gyobu, Yoshiaki Matsushima, ○Kento Mizutani, Shohei Iida

SDGsの目標
連絡事項 授業形態は変更になる可能性があります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 基礎的能力である医療面接法、身体診察法、発疹学に基づいた視診および触診、発疹の記載を学ぶ。
回診や手術に参加を通じて、診療態度や技能習得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間2週間)である。最終週の金曜日の口頭試問ならびに記述試験にて皮膚科学の単位を認定する。
学修の目的 皮膚科の診療領域は一般的な皮膚疾患の他、膠原病、皮膚悪性腫瘍、皮膚外科および熱傷など広範囲の疾患を扱っています。他のいずれの科に進んでも、ニーズに応じて対応できる診療能力を身につけ、チーム医療の一員として経験することができます。
学修の到達目標 近年、ジェネラリストの医師が求められるニーズがあり、基本的な皮膚科的疾患や創部縫合の技術が求められます。また医の倫理の基づいた医師としての基本的な患者、家族との接し方を身につけ、またチーム医療に積極的に参加し医療者としての自覚を身につけられます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
 「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
 「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
 「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
 「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
 「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
 「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
 「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 総括試験:記述試験(50%)、口頭試問(50%)、計100%(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫 検討会で傍聴となっており、学生に症例説明と解説をする。
教科書
参考書 あたらしい皮膚科学(中山書店) 、皮膚科学(金芳堂) 、皮膚科学(文光堂)
オフィスアワー 毎週月曜日〜金曜日 8:30-17:00、附属病院11階南病棟ドクターステーションまたは病院4階外来。担当医不在時は医局、病棟事務補佐員を通じて連絡。学生用PHSを活用すること。
受講要件 4年次に実施される、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的能力試験)に合格していること。
予め履修が望ましい科目 医学科1年次から4年次までに履修、合格が求められている全科目。
発展科目
その他 公開されている実習予定表等で事前学習することが望ましい。また前の実習班より患者の引き継ぎを受けておくことが望ましい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、悪性黒色種、有棘細胞癌、基底細胞癌、膠原病、熱傷、ステロイド、免疫抑制剤、生物学的製剤、植皮術、皮弁術
Key Word(s) atopic dermatitis, psoriasis, malignant melanoma, squamous cell carcinoma, basal cell carcinoma, collagen disease, burn, steroid, immuno-suppressive drug, biologics, skin grafting, skin-flap
学修内容 診療参加型臨床実習
1週目
月曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、13:30 患者割り当て・皮膚外科講義(研究棟4階 皮膚科医局)、15:30 教授回診(11階南病棟)、16:30 症例検討会(研究棟4階 皮膚科医局)
火曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)
水曜日 9:00 手術見学(手術室)、16:00 感染症講義(研究棟4階 皮膚科医局)
木曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、13:00 創傷治癒講義(研究棟4階 皮膚科医局)、14:00 アトピー性皮膚炎講義(研究棟4階 皮膚科医局)、15:00 教授回診(11階南病棟)、16:30 組織検討会(研究棟4階 皮膚科医局)
金曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、15:30 水疱症講義(研究棟4階 皮膚科医局)

2週目
月曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、14:00 リケッチア感染症講義(研究棟4階 皮膚科医局)、15:30 教授回診(11階南病棟)、16:30 症例検討会(研究棟4階 皮膚科医局)
火曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、15:00 筆記試験(研究棟4階 皮膚科医局)、15:30 乾癬講義(研究棟4階 皮膚科医局)
水曜日 9:00 手術見学(手術室) 
木曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、13:00 寄生虫感染講義(研究棟4階 皮膚科医局)、15:00 教授回診(11階南病棟)、16:30 組織検討会(研究棟4階 皮膚科医局)
金曜日 9:00 外来実習(皮膚科外来)、15:00 試問と総括(研究棟4階 皮膚科医局)
事前・事後学修の内容 事前学習
医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(皮膚科領域)について事前に参照し、理解の不足しているところについては皮膚科講義資料、日本皮膚科学会ホームページで公開されているガイドラインで学習しておく。

事後学習
実習で経験した症例以外の領域についても医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(皮膚科領域)を達成するよう参考書で学習、復習を行う。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University