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開講年度 | 2023 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・森林資源環境学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 森林資源環境学教育コースの3年生,かつ基本的に樹木医補の資格取得を目指す学生を対象とする。コロナ対策が必要な環境であれば人数制限を実施する。 |
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選択・必修 | 選択 選択推奨科目(森林コース) |
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授業科目名 | 土壌学実験 | |
どじょうがくじっけん | ||
Laboratory lecture of Soil Science | ||
単位数 | 1 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-3243-004
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6, 7, 8時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 土壌圏生物機能学研究室(741号室) | |
担当教員 | 水野隆文 | |
Mizuno Takafumi | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 土壌学で学んだ土壌の化学性、物理性、生物性に関する事項を実際に試験・体験するとともに、水田を模した還元土壌がもたらす植物の必須栄養元素量の増大について測定を行う(水野)。 |
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学修の目的 | 水田や畑で農作物を得るためには、植物栽培に必要な量の栄養素が過不足無く土壌に含まれている必要がある。その判断(土壌診断)を行うための基礎的な技術についての知見を得るほか、農地に植物の栄養をもたらす森林の土壌についてしるうえでの技術を身につけられる。これらの知識は農業試験場などで普遍的に用いられているものである。 |
学修の到達目標 | 土壌診断ができるための様々な知識を得る。特に土壌の栄養診断(窒素,リン,各種金属など)のほか,土砂災害に関連する土壌水分の測定についても学習し,防災に関連する知識についても獲得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 実験における準備や技量のほか,各教員に提出するレポートで評価する。 |
授業の方法 | 実験 |
授業の特徴 |
キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業改善の工夫 | 学生の意見を聞いた上で適宜改善する |
教科書 | 水野が作成した実験テキストを配布する. |
参考書 | 日本土壌肥料学会監修 土壌標準分析・測定法(博友社) 土壌環境基礎調査における土壌,水質および作物体分析法 (農林水産省) |
オフィスアワー | 毎週月曜日12:30〜13:00 742号室にて(在室時) |
受講要件 | 土壌学を履修済みであること。また実験の欠席は基本認めないが,諸事情に応じる. |
予め履修が望ましい科目 | 土壌学、無機化学、植物栄養学 |
発展科目 | |
その他 | 樹木医補の必修科目 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 植物栄養学、土壌学、土壌診断 |
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Key Word(s) | Plant Nutrition, Soil Science, soil diagnostics |
学修内容 | 第1回:器具の準備と洗浄,取り扱いに関するレクチャー 第2回:湛水土壌の仕込み 第3回:抽出バッファーの作成 第4回:還元による土色の変化観察,湛水土壌からの成分(NH4+、Mn2+, Fe2+ )の抽出 第5回:比色分析 1.10-フェナントロリンによるFe2+の定量 第6回:蒸気蒸留法によるNH4+の定量 第7回:原子吸光光度計によるMn2+ の濃度測定 第8回:土壌pH(H20)および酸化還元電位の測定 第9回:トリオーグ法による土壌の有効態リン酸の抽出とモリブデンブルー法による定量 第10回:植物の硫酸・過酸化水素による湿式分解 第11回:水蒸気蒸留法による植物の窒素含有量の測定 第12回:モリブデンブルー法による植物のリン含有量の測定 第13回:アーバスキュラー菌根菌の染色と顕微鏡観察 第14回:土壌水分量の測定 第15回:三重県の地質分布および土壌鉱物に関する見学(MieMuでの現地実習) |
事前・事後学修の内容 | 事前に配布する実験テキストを予習し,実験の流れを把握する(60分) 各実験毎にレポートを作成する(60分) |
事前学修の時間:60分/回 事後学修の時間:60分/回 |