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科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 生体材料化学
せいたいざいりょうかがく
Chemistry for Biomaterials
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EN-ORBI-3
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 宮本 啓一(工学部分子素材工学科)

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生体材料は生体由来の材料と生体へ用いる人工的な医療用材料に分けられる。両者ともに欠損した生体機能を補うためや、生体局部への薬液輸送手段として使用されることが多いので材料の化学的、物理的機能のみならず生体との相互作用が材料開発の鍵となる。本講義では、生体の防御機構を学び生体にとって異物である材料に「如何にして生体適合性を持たせるのか」という作業仮説がどのような変遷を経て現在に至ったかを辿り、新規生体材料創製の基本的考え方を習得する。前半7回は現在使われている人工臓器材料、後半7回は現在開発中の再生医療のための材料開発について学ぶ。
学修の目的
学修の到達目標 生体材料を通し、化学、生物学、医学という学際領域を捉える。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 中間試験50%、期末試験50%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 医用材料工学(堀内 孝、村林 俊共著、コロナ社)
参考書
オフィスアワー 毎週金曜日12:00~13:00 場所:第一合同棟5階教員室
受講要件
予め履修が望ましい科目 有機化学、無機化学、物理化学、高分子化学、界面化学、生物化学A、生物化学B
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生体材料、医用材料、再生医療材料、人工臓器材料
Key Word(s) biomaterials; regenerative medicine; artificial organs
学修内容 第1回 ガイダンス、医用材料の種類(人工臓器材料と
        再生医療材料)
第2回 医用金属材料
第3回 医用無機材料
第4回 医用高分子材料
第5回 材料と生体の相互作用(生体適合性)
第6回 血漿タンパク質の材料表面への吸着
第7回 血栓形成反応と抗血栓性材料
第8回   中間試験
第9回  細胞外基質と組織再生誘導-1 
第10回 生体吸収性医用材料  
第11回 医用細胞外基質材料
第12回 再生医療用材料-I 
第13回 再生医療用材料-II
第14回 診断用材料
第15回 組織再生のためのDDS(Drug Delivery
         System)材料
第16回     期末試験    
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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